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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
進路指導のウィザード
魔法使いとの契約について(1)
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政府とは仲違いをしていたらしい。人間界に隠れていたのも理由の一つとされていて、旧政府が大嫌いだったとか。要求ばかりで嫌になったらしいが、こちらのメフィストと前四大魔王と旧政府とは俺が仲介役として仲良くしてくれた。

「ルシファーらと同期であり、悪魔は見た目を変えられるから同じぐらい生きている年数はシャルロットやアザゼル。アイツらも外見は青年中年だが、中身はアンチエイジングで若々しい。だが大御所は俺だ『そりゃそうさ、僕やルシファー様と同期とは思えない程なのだから』まあな、だから生きてる年数が違くとも共通話題も多い」

「私らで言う旧政府とは一時的に仲違いしてたけど、ここにいるリアスらにとって見れば年寄りに見えても可笑しくないわ」

『ハハハ、前魔王ルシファー様からそう言われるのであれば僕らは年寄りだとしても話の分かる方達でよかったよ。グレモリーもだけど、御祖父さんも曾御祖父さんも曾曾御祖父さん達は元気かな?隠居して久しいらしいけど』

確かグレモリー領の辺境でひっそりと過ごしてるそうだが、リアスにも祖父がいるようだが当たり前か。家督の引き継ぎの際、現当主は次の家主に全てを託すと隠居生活に入るらしい。リアスは隠居後の事も視野に入れてるようだけど、考えるの早くね?と思ってしまう。

日本に住むって口にしていたけどさ、当主になるのは結構先で当主になっても夢を叶えてからとなる。何百から何千年後の日本はどうなってるかなど興味無し。リアスとメフィストによる昔話・世間話・昨今の魔術師業界について話が続いた。

「ではメフィスト・フェレス様、ソーナとは既にお話を?」

『ううん、残念だけど後程になってしまったよ、リアスちゃん。何でも新しい眷属を迎えた後で、僕とお話したいと言うから君達が先になってしまった。ちなみにサイラオーグ・バアル君とそちらにいるシーグヴァイラ・アガレスちゃんとは既に話は済んだよ』

「本当か?シーグヴァイラ」

「ええ、一度冥界に戻って眷属全員でお会いしました」

その話は初耳だが、あの時冥界に一度戻ると言ったのはこの事だったのか。そう言えばソーナの眷属に戦力増強として、新たな『戦車』と『騎士』が追加メンバーとして入ると聞いている。どんな奴かについては秘密だそうで、ここにいるシーグヴァイラでも秘密だそうだから会えるのが楽しみだぜ。駒王学園は異能業界出の生徒も在学中だからな。

『いやー、黒神眷属が一番だけど君達「若手(ルーキーズ)四王(フォー)」はウチの業界でも他業界でも大人気だからね。早く話をつけろと下に突っつかれて仕方なかった』

「俺達が一番とはどう言う事だ?「若手(ルーキーズ)四王(フォー)」について知ってると思うが、サイラオーグとシーグヴァイラとリアスにソーナら若手悪魔四人を称した名称とされている。
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