進路指導のウィザード
魔法使いとの契約について(1)
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悪魔だと数少ない記憶共有者なので他外史の魔法協会理事長と繋がりを持っている。つまり俺が次元パトロール隊総司令官織斑一真だと知っている。
『これはリアスちゃん。久しいね』
「お久しぶりです、メフィスト・フェレス様」
『いやー、お母さんに似て美しくなるねぇ。君のお祖母様も曾お祖母様もそれはそれはお美しい方ばかりだったよ』
「ありがとうございます」
リアスと俺以外は強面で怖々とした顔だったが、軽い声音だったので一気に緊張が解いた様子。ま、外見だけで判断するなと言いたいがゲオルグの先祖と契約した悪魔だと知るゲオルグでさえ緊張してたらしい。するとリアスがコイツらに改めて紹介する。
「皆。こちらの方が番外の悪魔にして、魔法使いの協会の理事で在らせられるメフィスト・フェレス様よ」
『や、これはどうも。メフィスト・フェレスです。詳細は関連書物でご確認下さいな、僕を取り扱った本は世界中に溢れているからね。ん?そこにいるのはまさか前魔王ルシファー様?』
「お久しぶりね、メフィスト。元気そうで何よりだわ」
ルシファーが挨拶したが、コイツが魔法使いの長で悪魔がトップだとは思うまい。初代が亡くなった後も人間界にいて、そのまま魔法使い協会トップに君臨した。すると俺らに気付いたのか俺達も前に出る。
『おや、そこにいるのは僕にとって盟友中の盟友である織斑一真様「メフィスト、今の容姿だと兵藤一誠だ。今はな」失礼したが、黒神眷属「王」兵藤一誠様。そこにいるのは、兵藤様が話していた新たな仲間かな?』
「まあな。白龍皇ヴァーリ、ルフェイ・ペンドラゴンまでは知っているがコイツはお前が契約したゲオルク・ファウスト博士の子孫とされているゲオルグだ。ゲオルグ、コイツは初代と契約した悪魔だ」
「初めまして。僕の名はゲオルグで、先程一誠さんに紹介された通り初代の子孫です。『禍の団』英雄派に所属してましたが、現在は黒神眷属として力を奮っております」
『まさかゲオルクの子孫に会えるとは思わなかったが、僕は悪魔の中でも最古参の一人とされている。前四大魔王とも仲が良くてね、僕はほとんど人間界にいたから兵藤様とよく連絡を取り合っていた仲さ』
「それよりタンニーンの『王』だと言う事は本当か?」
『それは本当ですよ、兵藤様。タンニーン君には「女王」の駒をあげた事で、滅びそうなドラゴン種族を救済したいと言ってきてね。元とは言え龍王の鑑と言っていい程だし、僕はゲーム参加しないから冥界騒動にも首を突っ込まないから基本的に自由とさせている。前四大魔王とは同世代だけど、仲もあの時から最高に良い関係だった』
タンニーンの能力が偏っていないのは『女王』だからか、本来のメフィストと違う事と言えば前四大魔王と仲が最悪で旧
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