暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜それぞれの夜〜中篇
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すよ。」

「ケビンさん達や七耀教会の人達にとっては耳が痛い話だろうね。」

「まさか崇めていた”神”自身が崇められている事を嫌がっているなんて、想像もできないでしょうしね。」

微笑みながら言ったエイドスの言葉を聞いた冷や汗をかいてヨシュアは表情を引き攣らせ、サティアは微笑んでいた。



「あ!そういえばナユタ君!”影の国”の件が終わっていつからクレハちゃんと付き合うようになったの!?」

「ミントもすっごく気になる!」

その時ある事を思い出したエステルは興味深そうな表情をしているミントと共にナユタを見つめ

「ええっ!?え、え〜と………」

見つめられたナユタは驚いた後言葉を濁したが

「………1年後なの。」

「ちょっ、ノイ!?」

顔に青筋を立てたノイが呟いた言葉を聞いたナユタは驚いて声を上げてノイを見つめた。

「1年!?二人の気持ちは”影の国”の”試練”を終えたその時からわかっていたのに!?」

ノイの言葉を聞いたエステルは驚いた後信じられない表情でナユタを見つめ

「二人とも可哀想………」

「そうね。特に想いが募らなかった方が可哀想すぎね………1年も待たせるなんて。」

ミントは悲しそうな表情をして、静かな怒りを纏ったサティアと共にナユタを見つめ

「酷すぎますね。」

「ええ、付き合わなかった女性に対しても失礼ですし、クレハさんに対しても失礼ですね。」

「男性ってどうしてこう、女性を待たせるのでしょうね?私も夫とは運命的な出会いを果たした後、ずっと愛し合っていたのに、肝心の結婚の申し込みは遅かったですし………」

「返事をもらうまで、毎日やきもきさせられたし、ナユタに私の事を好きになってもらう為にどれだけ頑張ったか………」

エレナやフィーナは若干怒りの表情で、エイドスは呆れ、クレハは溜息を吐いた後ジト目でナユタを見つめた。

「ええええええええええええええっ!?な、なんで皆さん、そこで僕を責めるんですか!?」

一方エステル達――――女性陣全員に睨まれたり見られたナユタは驚いて声を上げ

「返事を伸ばし過ぎたんだから当然なの!」

「ノイ、君までっ!?ううっ………何で未来に来て早々こんな目に………」

胸を張って言ったノイの言葉を聞いてさらに驚いた後疲れた表情て溜息を吐き

(な、何だか他人事(ひとごと)に思えないな………)

(ブライト家の女性は怒らせたら元々恐いけど………よりにもよってこのメンバーが揃うなんて、責められる男性にとっては悪夢のようなメンバーだな………………)

その様子を見ていたアドルとヨシュアは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。



「フフ………それにしてもアネラスさんがこの
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