第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
MirrorXVI:赤銀の覇/翼の想い
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俺――――兵藤一誠は今翼と金色の鎖で拘束されている翔一の目の前にいる
『イッセー今がチャンスだ、奴が弱っているうちに発動したほうがいい!』
『ああ、わかってる!』
俺と翼は頭に浮かんでくる呪文をたな得ようとするが、ドライグが話しかける
『相棒…本来なら俺はお前が覇龍を使うのを止めたい…歴代所有者は
皆こいつで、滅びの日をたどってしまったからな…』
ドライグが心配している…心配してくれてうれしいが、俺はやるぜ!
『お前がそう望むのであれば俺は止めない…だから無茶はするな』
『わかってる!だからソッコーであいつを助けてやる!』
そして俺は呪文を唱え始めた
私―――天鳳翼はイッセーに指示した後、脳内に浮かんでくる呪文を口に出す
しかし、突然アイビスが話しかける
『翼…わたくしは本来ならあなたがこの力を使うのは止めるべきなんです
歴代所有者はみんなこの力に飲まれ…死んでいきましたわ』
『今更新お会いなど無用だ、今の私は強い負の感情などない
それに翔一が託したこの指輪があるからな』
そういって鎧の腕を解除して薬指にはめた銀色に輝く指輪を見る
『ならいいですわ、貴方のやりたいようにしてください…
ですが翼…翔一さんにプロポーズされてもいないのにもらった指輪を
薬指につけるのとは…貴方は本当にあのお方が好きなのですね♪』
『なっ!……なんで知っているんだ!わ、私が翔一が好きなことを…///』
『あら…知られていないと思いまして?恐らく翔一さん以外の全員が
知っていますわよ?実際翔一さんに対する反応でバレバレですわ』
むっ…まさか他のみんなにも知られているとは…だが今はそれを追求しても
仕方ないな…
『今度は私が救う番だ!翔一!』
するとイッセーが私と同時に呪文を唱え始める
『我、目覚めるは――――』
〈始まったよ〉 〈始まってしまうね〉
『覇の理を神より奪いし四天龍なり―――』
〈何時だってそうでした〉〈何時だってそうだった〉
『無限を嗤い、夢幻を憂う―――』
〈世界が求めるのは〉〈世界が否定するのは〉
『我、赤き龍の覇王と成りて―――』
〈何時だって力でした〉〈何時だって愛だった〉
『『『『汝を紅蓮の煉獄に沈めよう――』』』』
『我、目覚めるは――――』
〈奏でるよ〉 〈謡いだすよ〉
『覇の理を奏でし四天龍なり―――』
〈絶望の音を〉〈悲しみの歌が〉
『無限を奏で、夢幻を詠う―――』
〈さあ、始めよう〉〈始まってしまう〉
『我、銀の龍の覇を奏で―――』
〈破壊の演奏を〉〈終焉の詠唱が〉
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