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魔道戦記リリカルなのはANSUR~Last codE~
Eipic8-Bきっと分かり合えたなら~Nanoha & Teana~
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止めし、成功したところでティアナの近接技による2人の同時攻撃? 各個撃破をしてくれ、って言っているようなものだ。そうそう戦況が思い通りになるなんて稀なうえ、よほど戦力差がないと上手くいかない。それにだスバル。なのはは、優しいから怒るんだよ。君たちが大切だからだ」
「っ・・・!」
「いいか? ティアナ、スバル。模擬戦はもちろん特訓はただ実力を上げて強くなるためだけのものじゃない。君たち自身の生存率も高めるためでもあるんだ。それなのに、こんな無茶をやって自分の身を危険に晒すようなことを続けて、それは君たちの強さになるとでも言うのか?」
「「・・・」」
ルシルさんの言葉にはもう何も言い返せなくなったところで、あたし達を磔にしてた十字架や槍が解除されて、少しぶりに地面に足を付けることが出来た。
「ティアナ。自分に足りないと思った近接戦の練習、それは大いに結構。強くなるための努力をする君の意思は尊重しよう。だがな。教導官であり、なおかつ同じ道を辿ったなのはがそれを解っていないと思うか?」
「なのはさんが・・・」
「あたしと同じ道・・・?」
「ああ。なのはも昔は射砲撃だけがすごかった娘だった。近接戦スキルを身に付けたのなんて結構後だったぞ。それまでは近接戦に優れていたチーム海鳴の誰かと組んでいた。正に今の君たちのように。だからなのはは知っている、解っているんだ。射撃系魔導師のメリットもデメリットも。そんな彼女が、執務官志望である君の個別スキルトレーニングのスケジュールに近接戦スキルを組み込んでいないとは思えない」
――あなたは焦り過ぎてる。なのはの個別スキルの教導も始まったばっか。これから伸びていくんだよ――
ホテル・アグスタでアリシアさんに言われたことが脳裏を過った。あたしはまた、突っ走ってた。そしてまた馬鹿なミスをするところだった。
「・・・スターズのフォワードの候補は君たちだけじゃなかった。それでも、なのは達はスバルとティアナを選んだんだ。俺から言えるのはもうこれだけだ。信じろ。数居る候補の中から選ばれた自分を、そして選んでくれたなのはを」
「自分を・・・」
「なのはさんを・・・」
「「信じる・・・」」
「ティアナ、そもそも君は射撃と幻術しかない凡人だと言っているようだな。しかもスバル達と比べて訓練の成果が出ていないという話だったが」
アリシアさんに言った言葉だ。アリシアさんがルシルさんに言うとは思えないけど。あ、アイリ医務官か。ルシルさんの家族だって言うし。でもプライバシーは守ってほしいかも、医務官なんだし。
「スバル。ティアナは教導を受けてから今日まで、全然変わっていないと思うか?」
「そ、そんなことありません! ティア、すごく強くなりました! 射撃の腕
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