暁 〜小説投稿サイト〜
IS―インフィニット・ストラトス 最強に魅せられた少女
第6話 私、チャンバラやります。
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半身に成りつつ前に出てかわす。そのまま横を抜けつつ胴に一振り、これで終わりだ。

「な…………!?」

「さてと、勝負アリだね。」

「…………ああ、そうだな。私の負けだ。」

思ったよりあっさり負けを認めた篠ノ之さん。ちょっと意外だな。

「?何か変なこと言ったか?」

「あ、ううん。ちょっと意外だなって。もっと食い下がると思ってたのに。」

「………剣で、正面から挑んで負けたんだ。認めるしかないだろう?」

おお、潔いな。武士か。

「しかし……最後の一撃をどうやって見切ったんだ?最初から分かってた様な動きだったが……。」

「ああ、アレは私がそういう風に誘導したからね。」

「誘導!?」

「うん、えーっとねぇ……………」

それから暫く話し込んだ末、なんと篠ノ之さんのコーチまで引き受けることになった。まあ、彼女の未来も楽しみだからいいけどね。
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