第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
Mirror?:明かされた翔一の過去/拒絶と悲しみのTEMPEST
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さてとりあえずイッセーがアーシアと翼を救い出したのはいいが…
いま朱乃さんがアーシアの服を魔力で作っているので俺は変身を解除し
来ている上着のブレザーを脱ぎ裸の翼をあまり見ないように、羽織らせる…
「しょ、翔一?」
「裸だと風邪ひくだろ?羽織っとけ…それと右側のポケットに指輪が入ってる
それをつけとけ…イッセーをあまり責めないでな…あれでも救おうとしたからな」
「あ、ありがとう……///」
「別にお礼はイッセーにしな…俺ただ服を貸しただけだ」
俺は返事を返した。…まあこれでディオドラも地に落ちたな……
て、ゼノヴィアは何やっているんだ!
「よせ!ゼノヴィア!」
「何故だ?ここで殺しておいた方がいいだろう?
いつまたアーシア達に近づくか分からないんだから」
ゼノヴィアが言っていることも解るが…だがな………
「駄目だ。今ディオドラを殺したら、お前はきっと戻れなくなる。
こんなことでお前たちに復讐とゆう重荷を背負ってほしくないんだ…
俺は、そんなの黙って見ている訳には行かない」
「甘いな…もしそれでまたアーシアに言い寄られたら繰り返しになるぞ。
それに君はこいつを許しているのか?」
「許すわけない…でもこんなことしても意味はない…
それにこいつを大切に思っている奴はいるだろう…それでこいつを殺したら
慕っている奴が、俺たちを襲うこれの繰り返しが起きるんだ…俺はそんな連鎖もう見たくない
それに、こいつが来るなら何度だって倒せばいい話だろ? なあ、イッセー」
「ああ…… 二度と家のアーシアに近づくな!! 今度こそ消滅させてやる!!」
ディオドラに拳を突き出しながらイッセーは叫ぶ。
恐怖が刻み込まれたディオドラは、ただ頷く事しか出来ていなかった。
良かった…… 皆無事で……と思いたいところだが
さっきから俺の見聞色が反応しているんだよな…よりにもよって奴の気配が…
そしてアーシアが狙われていることに
「さっ、帰りましょう。そろそろテロリストも鎮圧されている頃でしょうし」
「帰ろう、アーシア。俺達の家に」
「はい!あっ、少し待って下さい」
「何をお祈りしたんだ?」
「えへへ、内緒です!」
そう言って可愛く舌を出して笑うアーシア。
まあ、無事でいいが…っ!来たか!
俺は奴の攻撃を予想してアーシアの元に走る!
「翔一?」
「どうしたんだよ?翔一アーシアの元に走って…」
心配する二人を他所に、俺はアーシアに向かって駆け出した。
クッ!ギリギリだな……
アーシアの手を掴んで引っ張り、俺とアーシアは…… 光の奥に消えた
僕――― 木場祐斗は、目の前で起こった事が理解
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