進路指導のウィザード
本来の道筋について×何時もの風景
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冥界での危機から数週間経過後の早朝、俺はいつも通り起きようとすると体が重いと思って見ると左右にアグニとオーフィスがいる事を。あれ?何時の間に、と思い昨夜寝る時には一人だったはずだから恐らく寝てから寝室にやって来た様子。二人を起こさないように起きると、俺の中にいるドラゴン達も起きた事で本来の出来事を簡単に思い出していた。
『おはよう相棒、確かこの時は本来の相棒のベッドにてフルメンバー召集のような展開だったか』
「まあな。グレモリー眷属の内、ロスヴァイセを除いた面子だったな」
『イリナとオーフィスも寝ているとなると、ベッドの大きさはキングサイズのようね』
「ベッドの上は女子テンコ盛りと言う光景で、主人公はベッドの外と言うか床上にいたらしいぜ。ゼノヴィア辺りが寝返りで蹴飛ばしたらしいな」
『本来なら嬉しい状況なのに、主人公が入れる余地がなく寂しくなっちゃうんだっけ。でも一誠はそんなの関係なく入れちゃうんだから』
俺はそう言う事だと言いながらパジャマから鍛錬着に着替えて、俺の中にいるドラゴン達を召喚した。ドライグとサマエルは小型ドラゴンとなり、ティアはヒト型となって寝室から共同スペースにある洗面台へと向かう。
ペルセフォネも召喚し、一緒に顔を洗いながらだったが魔獣騒動後の毎朝は気付くとハーレム状態となっている。生き死の一件で、眷属女子の行動が大胆になってスキンシップを強く求めるようになった。ま、俺には必要ない事だけどな。
「さてと、再構築後は力が有り余っていたが全てドウターゲートを消滅させる為に使ったから問題無し。鍛錬をやり始めると必ずと言っていいタイミングでアルビオンが飛んでくる」
「おはよう、一誠にドライグ、サマエル、ティアマット、ペルセフォネ」
「おはようヴァーリにアルビオン。今日もいい朝だな、鍛錬日和とも言うがそろそろアイツらに魔法使いとの契約話があるが俺達には不要な話題だ」
「ああ。俺達にはルフェイとゲオルグがいるし、一誠は姿を変えれば神に使役している魔法使いとも言うからな」
「神に仕える魔法使い、なかなか良いネーミングセンスを持っている。ヴァーリも神に仕える者として、日々一緒に鍛錬すればブーストアップするには丁度いい」
俺とヴァーリはそう言いながら各自のトレーニングメニューを熟していくが、最近俺のベッドに来る者が後を絶たない。一度受けて消失したはずの神殺しの毒により、二度死にかけた事で今度から添い寝と言う日替わり添い寝をしている。
俺一人にならないようにし、小さな違和感が見逃さないよう見ているそうだ。恋姫・大江戸・ISの各チーム、次元パトロール隊での出撃命令が下るとすぐにトレミー3番艦へ乗艦するよう言っといたけどな。
『愛紗・吉音&詠美・千冬、もし次元パトロール隊へ
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