第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第三章 成長
第17話 クジという名の福引
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てて立っていた。
「どうしたんですか、アスナさん?」
「どうしたじゃないわよ、シリカちゃん! なんであなた達、ボス攻略に来ないの!?」
シリカの疑問にアスナが大声で言ってきた。
最近アスナはなぜだか知らないけど、攻略に力を入れている。ギルドに入ってから何か思う所があったのかもしれない……しかも入ったギルドが《血盟騎士団》という最近力をつけてるギルドで、もしかしたらこのギルドは、あと少し上の層に行く頃にはトップギルドにでもなっているかも…
その為、アスナはボス攻略に来なくなった俺達に何か言いに来たらしい……文句まで言いに来ることから、最近アスナが『攻略の鬼』と呼ばれ始めている(アルゴ情報)のが分かる気がする…
「まぁ、色々あるんだよ……しばらくは出れないよ」
俺はアスナに理由を誤魔化して、さらにもう少し出れないことを伝えた。
「……理由は言えないのね?」
「ああ」
……というか、俺もよく分からん…休もうと言った本人のシリカは顔を俯かせて、顔も見えないし…ボス攻略の話題になると、最近シリカはこんな感じなのだ…
シリカがこんな感じなので俺はあまり声をかけない事にしている……なぜならシリカがこんなになったのは、十層の戦いの後からなのだ…なら、原因は俺にあるのかもしれないと思ったからだ..
なので俺はアスナの言葉に曖昧な言葉で返したのだ。
そしてその言葉を聞き、しばらくしてアスナはため息をついて納得顔になり
「分かったわ…また攻略に来たくなったら、いつでも来て…」と言ってきた。
「え!? お、おいアスナ? 急にどうしたんだ?」
俺は流石に、この態度の変わり様にアスナに理由を聞いてみた。
そしたらアスナはとんでもない事を言ってきた。
「いや、そんなに理由は無いわよ……ただ、こう言ったら失礼かもしれないけど…子供に命がけの仕事を押し付ける為に怒るのはどうかな〜…って思っただけよ」
「なっ!? あのなぁ〜誤解してるようだか言「ただ、もしあなた達が…そうね。キリトくん位の年の子だったら、実力行使に出ていたかもしれないけど…」………そ、そっか〜…まぁ…気が向いたら、また行く事にするよ……は、ははは…」
俺はついに誤解を解こうとしたが、アスナの言葉を聞いて為、誤魔化しを入れた。
俺はそれから、アスナが帰るまで苦笑いが止まらなかった…
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と、こんな感じのやり取りがあったわけだ。
……しかし、アスナの誤解を解くためには凄い勇気がいるな〜…もう少し攻略に対する考えを丸くしてくれないかな〜…
「はぁ〜」
「どうしたんですか? ため息なんて…」
どうやらアスナとの会
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