暁 〜小説投稿サイト〜
剣の光
ラグナロク篇
アルティマ

[8]前話 [1]後書き [2]次話
キーンコーンカーンコーン
「授業を始めるか」
だるそうな担任村田先生が入ってきた
転入から1週間
今日の3〜6限にかけて行われるアルティマ能力テスト
これをもとに明日の朝小隊が決められる
ここ豊火学園では、5〜6人で小隊を組んで訓練、クエスト、模擬戦や大会へと出場することになる。


そして、
「只今より、新入生アルティマ能力テストを行う。」
テストは全6種目
近接技、遠距離攻撃、魔法、指揮、体力、馬術
を行い、各種目F〜SSまでのランクに分かれる。
「雅人はどこからなの?」声をかけてきたのは橋田紀葉夏
(はしだきよか)クラスメートだ
「馬術からだよ、紀葉夏は?」
「私は魔法からだよ、雷騎と一緒の組だったんだけど、」
なるほど、雷騎は魔法苦手だから縮こまっているんだな
案の定校庭の隅っこで震えていた
「気にしなくていいよ、多分近接技のところじゃ暴れるだろうから。」




その数分後 雅人の言う通りになっていた。
「うりゃー、」隅っこで震えていた、雷騎はもういなかったテスト場を縦横無尽に駆ける猛者となっていた。



夜 寮にて
「雷騎、雅人どうだった?」
ルームメイトのアレグロ・ジョンが声をかけてきた
「まぁ良くできた方だね」雷騎が胸をはる
「魔法以外はな」俺が付け加えると
ジョンはだろうな、と言う顔をした。
「俺も混ぜてよね」
もう一人のルームメイト大羽恵都(おおばね けいと)
がお風呂から出てきた
その後、俺らは今日のテストについて話ながら夜を過ごした。



翌朝
昇降口に結果が張り出された
結果は総合ランク順に順位付けされその順にかかれていた。
-------〜〜〜〜〜-------
1年 アルティマ能力テスト結果
1位 鈴木雅人 総合SS 近SS 遠SS 魔SS 指SS 体S 馬S
2位 藤野雷騎 総合S 近SS 遠SS 魔D 指C 体SS 馬SS
3位 大羽恵都 総合C 近D 遠S 魔B 指D 体S 馬B
       以下は省略

「すごくね、さすが期待の転入生」
「いやーいつもどおりなんだなww」
「雷騎じゃないからね、雅人だから」
「ありがと、紀葉夏。」

〜〜〜〜職員室〜〜〜〜
「いやー転入生はすごいな、過去6人しかいないSSホルダーがこうも速く生まれるとはね」
「今年のラグナロクは楽しみだ。」
ラグナロク 1年生のみ参加できる各学園のチーム戦
現在日本海にある星黄(せいおう)学院が3連覇している
ラグナロクまであと一ヶ月 

 
[8]前話 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ