暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜熾鏡符のAGITΩ〜
第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
MirrorY:仕組まれた罠/さらわれた聖女たち
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ついにゲーム当日。
対戦カードは勿論、俺たちリアス・グレモリー対ディオドラ・アスタロトだ。

俺はゲーム前、アザゼル先生、サーゼクス様に観戦室ニ来てほしいと言われた
俺は部長に事情を説明し観戦室に行くことにした

観戦室に入ると、四大魔王やアザゼル先生達グレゴリの面々、
熾天使の人達、更にはその他大勢の神話系の重鎮達が集まっていた。

皆、俺が入ると一斉にこちらを見てくる。
やっぱり俺が異世界の戦士だからだろろう…

「翔一様」

俺は入るなり誰かに声をかけられた

「レイヴェル。お前も俺達のゲームを見に来たのか?」

「ええ、私はフェニックス家の令嬢ですから」

そこに立っていたのはレイヴェル・フェニックスだった。
確かに、フェニックス家は名家だからこう言う場には出席するだろう。

「あの…… 翔一様。何時かの約束…… 覚えていらっしゃるでしょうか?」

すると急にレイヴェルは頬を赤くして、こちらを見てくる。

約束…… 確か………

「もう…… これですわ!」

そう言ってレイヴェルは俺にバケットを差し出してくる。

その中に入っていたのは、チョコレートケーキだった。

「思い出した…… そういえばそんなこと言ってたな。ケーキがどうとか」

「え、ええ!約束しましたし!ケーキには自信がありますのよ!」

「そうか…だが今は受け取るのは無理かな」

「そ、そうですか……」

少し落ち込んだ表情をしてしまった。

「だけど、俺たちのゲーム勝利祝いにとっといてくれるか?」

すると急に元気を出し

「も、もちろんですわ!さらにおいしい紅茶をもてなしてあげます!」

「あ、ああ楽しみにしているよ」

こうして俺は次の人の処へとあいさつに行く

「ほっほっほ、久しいの翔一。元気しとったか?」

「オーディンの爺さん」

爺さんとは、初めて出会った時に無礼講で良いと言われ、
そう言う事なら遠慮なくと、爺さんと呼んでいる。

「久しぶりですわ、翔一さん」

「お元気でしたか?翔一君」

「ラケルにロスヴァイセさんも、二人とも爺さんの付き添いで?」

「はい、私は会長にオーディン殿の護衛を頼まれまして」

「す、凄い方とお知り合いなのですね。翔一様」

「まあ、ちょっとな」

爺さんと挨拶を終えると、今度はアザゼル先生とサーゼクス様にミカエルさんがやって来た。

「オーディン殿。遠路遥々ご苦労様です」

「道中、変化はありませんでしたか?」

「バラキエルも着いているんだ。そう簡単にやられるかよ」

「生意気な口を聞きおって… 若僧が」

な、なんか空気がかなり緊張している…
これがトップクラスの実力者
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