第5話 復讐に燃える男、俺の名を言ってみろ!
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さんを走って追いかけたり、博麗神社を素手で破壊したり、人里を滅茶苦茶にしたりする亜人が居るって新聞に書いてあったよ」
「おぉっ! それって滅茶苦茶凄いんじゃない!! このあたいと同じくらいそいつも最強って事だよねぇ!!」
大妖精のその情報に目を輝かせ始める氷の妖精。因みに先の情報には幾つかねつ造が混じってますので騙されないようにご注意ください。
(おいおい、ケンシロウの奴一体何やらかしてんだよ? ってか、それってケンシロウなのか?)
どうやら変な奴はその亜人の正体がケンシロウだと感づいたようだ。確かにケンシロウは此処幻想郷に来てから散々な事をやらかしてくれちゃっている。
それはもう幻想郷に住んでいる住人が迷惑するかしないかギリギリのラインでの事で―――
(だが、これは利用出来るな・・・こいつらもただの人間って訳じゃなさそうだし・・・俺様の仲間にすればケンシロウの奴を―――)
変な奴の口元が歪に歪みだした。が、それを見た輩は誰も居らず、本人だけがにたりと微笑んだだけだったりする。
「おほん、あぁ・・・その亜人ってのはなぁ・・・何を隠そうこの俺様の事なんだよ」
「え? マジでぇ!!!」
「あぁそうさ。例の魔理沙って奴を走って追いかけたのも俺だし、その博麗神社? ってのをぶっ壊したのも俺様、ついでに人里を滅茶苦茶にしてやったのもこの俺様よ」
「すっげぇ! あんたマジですっげぇ最強なんだ!!!」
「当然だろうが。俺様はかの有名な一子相伝の暗殺拳と言われてるあの【北斗神拳】の正統伝承者様なんだからなぁ」
「北斗・・・【珍】拳?」
「北斗神拳!!!」
一部誤字があった事をここに謝罪申し上げます。
「つまり、貴方がその一子相伝の暗殺拳って言うのを使える人なんですか?」
「その通りよ。良いかお前ら! 俺の名前は北斗神拳伝承者のケンシロウ様よ! 一度しか言わないからよぉく覚えて置けよ!」
「おう! ばっちり覚えたよ!!」
「宜しく、ケンシロウさん」
ケンシロウと名乗ったそれに向かいチルノは元気よく挙手して答え、大妖精は礼儀正しく応じる。これを読んでる人は間違っても人の名前を勝手に使ってはいけませんよ。使われた人が迷惑しちゃうので。
「んで、お前らは誰なんだ? 俺様が名乗ったんだから今度はお前らが名乗る番だろう?」
「あたいはチルノ!! ここ幻想郷で最強の妖精なのさ!!!」
「ほぉ、最強かぁ・・・こいつぁ良い事聞いたぜ。んで、その隣の奴は誰だ?」
「私はチルノちゃんの友達で大妖精って言います。ケンシロウさんは幻想郷の外から来た方なんですか?」
「外? あぁ・・・まぁ、そう言う事になるかな?」
返答するのが面倒だったのか、適当に返すケンシロウ(仮名)。
「へぇ、んじ
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