暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
一周年記念:ライメイとシッコク
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その強固な鎧によってダメージは無く、そのままアックスカリバーをアックスモードにしつつハンドル剣を跳ね上げる。
「くらえっ!」
そのままアックスカリバーを振り下ろすがダークのフェイスマスクが変化し、腕で受け止める。
『むぅ、運転を変わったがかなり痛いね』
「クリム?スタインベルトか!」
『Exactly!正解だよ、ハッ!』
一撃がライトの鎧を貫通し、ライトは打ち上げられる。
『運転を変わるよ、翔夜。決めてしまえ!』
ダークのフェイスマスクが再び変化すると、ライトを見上げる。
「ああ、決めさせてもらうぞ!」
ダークはシフトトライドロンの側面を押すと音声が響く。
《come on!Falre!Spike!Shadow!タイヤ?カキマゼール!ATTACK1?2?3!》
タイヤ三つが左腕で回転しながら融合し、トライドロンタイヤと合体。新たなタイヤとなる。そしてそのままシフトブレスのボタンを押して、シフトトライドロンを押し倒す。
《ヒッサーツ!フルスロットル!ATTACK1 ? 2 ? 3!》
三種の炎が右足に纏まり、ライトに向けて蹴りを放つ。
「はっ!舐めんなよ。俺を誰だとおもっていやがる!」
ライトも左側の指輪を変え、ハンドオーサーを操作して指輪をかざす。
《チョーイイネ!キックストライク!サイコー!》
銀色の輝きを右足に溜め、ダークの蹴りに対抗する。
「セァアアアアア!」
「うおおおおおお!」
両者の蹴りがぶつかり合い、その衝撃波は部屋を壊した。
壊れた部屋の外は空。真っ青な青空が回りにあった。
そして、その拮抗は直ぐに崩れた。
「オオオオオオオオッ!」
ライトが押し始めた。総量ではダークに分があるだろう。だがしかし、ライトのインフィニティースタイルは並大抵の攻撃は通さない特殊な防壁が張ってある。それにプラスし、ライト自身の実力が相まってその拮抗が崩れたのだ。
つまり、インフィニティーが相手では、トライドロンも火力不足が生じると言うことだ。
交錯し、地面に降りた二人はゆっくりと立つが、ダークが直ぐに膝をついた。
「っ......」
ダークの変身が解かれ、口の端から血が垂れる。それなりにダメージが入っていたようだ。
「どうよ、ダーク。俺だって初期でもやれんだぜ?」
変身を解いたライトが近付き、ダークに言う。
「......ふっ」
ダークは微笑すると、ライトは手を差し出す。
「今回は俺の勝ちだな?」
「はっ、言ってろ。直ぐに勝ってやんよ」
ダークはライトの手を掴み立ち上がると、
「オラァ!」
ぶん殴った。
流石のライトも予想できず、よろける。
「言っただろ?直ぐに勝ってやるってな?」
「やろぉ......!」
ライトは微笑み、直ぐに戦闘体勢に入った。
そして、第二ラウンドが始まった。
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