火砲・ミサイル解説解説(日本編)その2
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型地対空誘導弾の研究開発を行った。
対空戦闘指揮装置の搭載車体には73式大型トラックを使用し、幹線無線伝送装置、幹線無線中継装置及び射撃管制装置の搭載車体には高機動車を使用、捜索兼射撃用レーダー装置車、発射装置車、運搬・装填装置車及びレーダー信号処理兼電源車の車体には重装輪回収車と共通の重装輪車が使用されており、高い機動展開性によって有事に即対応できる。
操作に必要な要員も省力化され、20人体制で運用することができるようになった(ホークは50人体制。これに伴い装備する高射中隊は運用上の編成が改められている(改編)。また、非自走部のあったホークと異なり、
システム一式の完全車載・自走化により機動力が向上した。
ミサイル本体は発射筒を兼ねた角型コンテナに収められた状態で、発射装置及び運搬装填装置に各6発ずつ搭載されており、ロシアのS-300や米欧共同開発のMEADSなどと同様の垂直発射方式である。このため、陣地展開に必要な土地面積が従来方式に比べ少なくて済む様になり、展開用地確保が容易になっている。
中SAMの弾体は箱型の格納容器8本をまとめた発射機の中に収められ、展開時には格納容器を垂直に立てて発射される。このように垂直発射方式を採用することで、
地形的な制約を受けることが減少している。ミサイルは指令誘導とプログラムで誘導され、終末段階はミサイル自身が目標を探索するアクティブ・レーダーで誘導される。
レーダーはアクティブフェーズドアレイレーダーであり、
100目標を追尾して16目標を捕捉可能である。レーダーは1基で標的捜索のほか、
目標の追尾および射撃管制も行う。
また、高度なECCM(対電子妨害対処)能力と多目標同時対処能力を持ち、空対地ミサイルや巡航ミサイルによる遠距離攻撃に対処する能力も有するとされている。
レーダーはアクティブ・フェイズド・アレイ(能動型位相配列)方式を採用しており、射界を選ばず複数目標に同時対処する能力を備える。
またディジタル・マップ目標経路予測機能により、超低空から侵入する巡航ミサイルにも対応でき、
射程以外の性能は航空自衛隊が保有しているアメリカ製ペイトリオット対空ミサイル・システムを上回ると言われている。
レーダーは回転することにより、全周捜索を行う。将来的にはE-767早期警戒管制機や、2011年から配備が始まった対空戦闘指揮統制システム等とのデータリンクによる戦闘能力の向上も予定されている。中SAMのシステムは発射装置車、捜索兼射撃用レーダー装置車、幹線無線中継装置および射撃統制装置車、運搬・装填装置車、レーダー信号処理兼電源車の6種の車両で編制され、
構成ユニットが自走式なので高い機動性を持つ。システム一式=1個高射特科群=4個高射中隊
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