暁 〜小説投稿サイト〜
デュエル・マスターズ〜龍を使役する少年の物語〜
第11話:これからと金髪少女と不良と……
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伍勝だな?」
「?そうですが、何か?」

 男の問い掛けに勝は返事を返し、今度は逆に男に問い掛けた。

「(…やっぱりか)ここは平和的にデュエマで勝負といかねぇか?」
「?何でデュエマ?」
「簡単な話だ。力と数ではこっちが上。逆にそっちは力もなく、おまけに一人。これってどうよ?」
「話が見えない。それにさっきまで女性一人に男三人が寄ってたかって言う台詞か?おまけに矛盾している」

 正論を正論で返す。これは常識であり、男の言葉に勝は矛盾していることを指摘した。

「否定はしない。だが、それとこれとは話は別だろ?」
「……わかった。そっちの方がこっちもやりやすい。ただし、僕が勝ったら、手を退いてくださいね」
「そのつもりだ。だが、こっちが勝ったら『デュエマ部』全員退部してもらうぞ」
「……わかった」

 お互いに合意した所で二人はデッキを取り出した。

「「デュエマ・スタートっ!!」」



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