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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第四十六話その3 友達や部下の心情把握は重要です。
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していなくなっている。帝国侵攻というカードを掲げる者は今のところいない。今のところは・・・・。

 妙だ。どうも自由惑星同盟が滅亡する姿しか浮かんでこないのはどうしてだろう?原作OVAの読みすぎ見すぎだったのだろうか。

 結局この問題の答えを出せないまま、カロリーネ皇女殿下との通信は終わった。


ランディール侯爵邸――
■ アレーナ・フォン・ランディール
 やっぱり久々の実家、気持ちいいわ〜!ベッドがフッカフカだもの。戦艦のベッドってどうしてああも硬いのかしらね。まぁ、軍隊経験者じゃない貴族令嬢なんかは耐えられないかな。私は平気だけれど。
 マインホフおじいさまが私の討伐任務の無事終了を祝おうって言ってくださって、さっきまでうちの屋敷にいらっしゃっていたの。「おじいさまぁ〜〜!!」って抱き付いたらデレデレになってたわ。うん、しわくちゃだけれど、可愛いところがあるわね〜〜。でもあれで軍務省ではバッチリ皆ににらみを利かしているんだって、不思議よね〜〜。
 で、そのついでにおねだりしたのは、フィオーナとティアナの昇進の件。
イルーナたちがどんどん出世するとフィオーナ、ティアナたちとの差が開きすぎてしまうのよ。二人にはイルーナの艦隊の分艦隊指揮官として一緒にいてほしいのよね。せめてそれには准将以上になってもらわないと。ところが今の段階では二人は少佐。一応武勲を上げたっていうんで中佐に昇進予定なのだけれど。これじゃ差がドンドンと開く一方だわ。
 そこで私はマインホフおじいさまにお願いして、それとなく二人のことを吹き込んであげたわ。いずれ二人は最前線に駆り出される。そこで戦えば嫌でも武勲は立てられる。後はマインホフおじいさまや女性士官学校改革派のテコ入れで二人を強引に昇進させればいいわよね。特進できないってんなら、トントン拍子に出世させる下地とコネクションを作りあげちゃえばいいもの。
 後、例のベルンシュタイン中将だけれど、どうもキナ臭いわね。ヘルメッツ(だって髪型がそう見えるんだものww)のフレーゲルとくっついちゃって、コソコソとブラウンシュヴァイク公の屋敷に行ったりなんなりして、何をやっているんだか。この前なんか古臭いブラウンシュヴァイク公の持ち家の一つに入ったりしてさ。どうせまたラインハルトの暗殺か何かを模索しているんでしょう。やれやれだわ。
 せめてその才能をこっちに味方するように使ってくれないかなぁ。
 


帝都オーディン ラインハルト分艦隊 旗艦シャルンホルスト 
■ ナイトハルト・ミュラー少佐
 ヴァンフリート星域で帝国軍と同盟軍が会戦を行い、ビリデルリング元帥が戦死なされたという報告が帝都オーディンを震撼させている。ビリデルリング元帥と言えば、全身から火が出ているような猛将の人であられたが、そのような方でも
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