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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第17話 決戦!クラス対抗戦 Z
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篠ノ之の実姉の束以外にあり得ん。
だがあいつだと証明する証拠なんて無いからな、連絡したって仕方ないしな……


それが例のISの件だ……

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そして次は……

千冬「ここ(IS学園)の生徒として通わせてくれだと?」

天照大御神【そうよ、それが質問に答える条件よ】

これもだ……

千冬「だがお前は神だ、私が承認してもIS運営委員会は簡単には承諾したりはせんぞ」

天照大御神【そうなれば容赦なく叩き伏せるまでよ。幾らISが最強兵器だろうと、我の前ではタダの“屑鉄の塊”に過ぎないしね】

相変わらず怖いな……

千冬「ならお偉方も否応無く認めるだろうな。
だがここの生徒となる以上は規則に従ってもらうぞ」

天照大御神【勿論よ。我の秘密を守るのと、白夜と同じクラスになれるのならばね】

千冬「そのくらい問題無い。
だがお前はどう呼んだらいいのだ?」

天照大御神【それなら__……】

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全く……一体どうしたものか……


……?

千冬「この気配……まさか……」

その時どこからか妙な気配が漂って来た。しかもこの気配、間違い無くこの間現れたアイツだ……
だとすれば奴が……

________________


ANOTHERSIDE



深夜
IS学園で人気の無い場所……

「どうやら、ようやく解放させたみたいだな」

試合の一部始終を見ていた白夜に力を与えた男は、本人が神の力を行使したことに喜んでいた。
彼が今まで会った人間で神の力を行使出来た者は白夜除いて居なかった為、“これでやっと満足出来る”との念で一杯だった。

大禍津日神【けれど、あの程度ではまだまだね。
何より今のままじゃ、あなたに太刀打ち出来ないわ】

「解っている。だが奴も初めてあの力を解放したのだ、やむを得まい。
だが奴なら遅かれ早かれ大成し、いつしか僕を越える存在に成りえよう。僕はその時をジックリと待つだけだ」

大禍津日神【そう、なら別に問題は無いわね】

だが幾ら彼らでも今の白夜がまだ自分らとは程遠い弱さであることは知っている。
けれど男は白夜が何れ自身を越える時が来る事自体解っている。何せ彼は…最早誰かを越えようという願望を捨て、何れ誰かが自身を越える時を待っているだから……


大禍津日神【……、ねえ……】

「解っている、どうやら嗅ぎつけて来おったな。
今は退くとしよう、今はアイツの問いに答える義理は無いからな」

大禍津日神【そうでしょうね】

その時彼らは何処からか近づく存在に気付き、姿を闇に紛れさせその場から離れた。

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