暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic8-Aきっと分かり合えたなら〜Rusylion & Subaru〜
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」
「そう言うティアこそ、今日は大変だったんだから・・・あ・・・」
そこまで行ったところでスバルが口を閉ざして俯いた。あたしのミスショットに触れたって思ったんでしょうけど・・・。
「スバル。今日の事、悪かったわね。誤射しかけたことも、怒鳴ったことも・・・」
「ティア・・・。ううん、気にしてないよ♪」
「何よ、ニヤニヤして」
「べっつに〜♪」
薄気味悪く笑ってるスバルを連れてロッカーへ向かって、そこでトレーニング服に着替えた。そして隊舎裏に向かったところで、「それで、具体的にどんな練習するの?」スバルに訊かれた。
「そうね。とりあえずあたしの戦術の選択肢を増やすのが一番だと思う。あたしは
精密射撃
(
シャープシュート
)
をメインとする射撃魔導師。でもそれしか出来ないのが問題なのよ。だから近接系の魔法と技術が必要なの」
取り急ぎあたしに課す課題は、あたしの技数を増やすこと。あたしの幻術は切り札になるほどの練度は無いし、中距離から撃ってるだけじゃ今日みたく接近されたら手も足も出ない。
「なるほど。それじゃああたしは、ティアに格闘戦を教えれば良いんだね!」
「組手の相手は確かに欲しいわね。でも、あたし1人じゃまだダメなのよ。アンタとのコンビネーションも要るわ。上手くいけばさらにコンビネーションの幅も広がるだろうし、エリオとキャロのフォローにももっと回れるはずよ」
「おお! それは俄然やる気になるよ!」
そういうわけで、あたしとスバルはなのはさんの教導の他に、自分なりのやり方も取り入れて強くなることを決めた。
†††Sideティアナ⇒スバル†††
ティアの考えた自主練メニューの通りに練習をして3日目。今日も練習するために朝5時起き。あたしの身体はちょっと特別で、寝起きはかなり良い。けどティアは「寝てる・・・」ぐっすりスヤスヤ。朝早くから自主練、日中はなのはさんからのトンデモなく厳しい教導。疲れない方がおかしい。
(う〜ん。やっぱり起こさないと後で怒られるよね・・・)
目覚ましのアラームが鳴り続ける。あたしは「ティア〜」を起こすことにした。アラーム音を止めて、「起きて、ティア。時間だよ」体を揺する。すると「ぅあ? あー、ごめん。世話かけるわね」もそもそとティアが体を起こした。
「今日はやっぱりやめとく? 毎日朝練やってるし、ティアの身体が心配なんだけど・・・」
「これくらいやんなきゃ足らないもの。アンタはどうなの? 体調崩してない?」
「平気平気♪ 知ってるでしょ、日常行動なら4〜5日は寝なくても大丈夫だって」
「日常じゃないでしょう?」
「だいじょ〜ぶだって。・・・あれ?」
ティアと一緒にトレーニング服に着替えるために部屋を明るくしよう
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