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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic8-Aきっと分かり合えたなら〜Rusylion & Subaru〜
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『クロスシフトAで行くわよ。どのシフトでもルシルさんを出し抜けるとは思えないけど、手堅く攻めていくわよ』
『了解!』
クロスシフトAは、あたしが相手を撹乱してる間に、フリーになってるティアが決めるコンネーションだ。そういうわけで早速あたしは撹乱するためにルシルさんの周りを駆け回る。
――
舞い降るは
(
コード
)
、
汝の煌閃
(
マカティエル
)
――
ルシルさんの側に強く発光する魔力の槍が12本と展開されて「ジャッジメント」その号令で、あたしに向かって槍が射出されてきた。かなり速い所為で掠ってけど、回避はし切れた。
「
第二波
(
セカンドバレル
)
・・・
装填
(
セット
)
」
また魔力の槍が12本と展開。そして「ジャッジメント」あたしに向かって射出されてきたんだけど、「うわっ!?」今度は全部が足元に集中して着弾して来た。スピードに乗ってただけに勢いよくバランスを崩した。
『ティア、あたしピ〜ンチ!』
『待ってなさい!』
――クロスファイアシュート――
ルシルさんに向かって放たれる15発のティアの魔力弾。ルシルさんは「撹乱も済んでいない中でのこれはダメだろ」ベルカ魔法陣タイプのシールド、古代ベルカ式だからパンツァーシルトって言う防御魔法を発動した。次々とシールドに着弾して爆発を起こしてく。
――
煌き示せ
(
コード
)
、
汝の閃輝
(
アダメル
)
――
黒煙の中から蒼く輝く砲撃が飛び出して来て、ティアの居るビルに向かって行った。そして着弾したから「ティア!!」あたしは足を止めてビルを見る。
『けほっ! あたしはいいから、自分の心配をしなさい!』
ティアから無事を知らせる念話が入ってホッとしたのも束の間、「よくそんな暇があるな、スバル」ルシルさんの声が聞こえた。ルシルさんの居る方を見れば、すぐそこにまで魔力の槍が接近して来てた。
「っつ・・・!」
その場で上体反らしすることでなんとか回避した。体を起こしながらウイングロードを伸ばして宙を駆け抜ける。ルシルさんから『不格好な避け方だったが、やるじゃないか』お褒め?の言葉を貰った。
「あ、ありがとうございます!」
『スバル! 配置し直すから、少しの間耐えて!』
『う、うん!』
ティアがビルの間を移動するのを援護するために、敢えてルシルさんの視界に入るようにしてウイングロードを伸ばす。ルシルさんは「え―っと、こういう場合は・・・」思案顔をした後・・・
「君らの策に乗るのが良いんだろうな」
そう結論付けて「さぁ、しっかり避けろよスバル・・・! ジャッジメント」また魔力の槍を、今度は20本近く放ってきた。あたしは必死に避け回りながらティアからの指示を待つ。
『スバル! もう一度クロスファイアで集中砲火するから、ル
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