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杉本鈴美の救済ルート
原作開始前
第3話
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 「フフフフ.......」



ここでおわりか....、そう思い諦めかけたその時



 「やめてぇぇぇえええええ!!!!」



 鈴美が叫んだその瞬間、吉良の「 体全体 」がかたまった。


 「.....う..動かない...か..体が.....」


何故だか分からないが奴は今動けなくなっている。
 この瞬間を好機に思い、ナイフを拾い吉良の肩を切りつけたッ

 
 「ぐあッッ!!.....」


 「動けなくなっている今、お前を窓から投げ出してやるッッ!!」


 「や.......め..」


 俺はもう一度吉良をナイフで切りつけ窓から突き落とした


 

    「うぁぁぁぁあああああああッッッ............」











....................................................................................




 「ふぅ.........」



俺は吉良が落ちた事を確認すると、鈴美の元へ駆け寄った。


すると急に視界が360度回った


  「あ......れ.........?」 



 「久ちゃん !? しっかりして.......ゃん....!!!」











............................................................


杜王病院


    

「あらあら、あの女の子また来てるわよ....」
「そうなのよ...ボーイフレンドが目覚めないらしくて....」
「学校帰りにいつも来てるわ..」

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side 鈴美



 あの事件から数日が立った
 あの時以来久ちゃんは目覚めていない......


 「ねぇ....久ちゃん、覚えてるかしら....
 
 小学生の時、私が苛められたとき真っ先にたすけてくれたよね..
  
 守ってくれたときに、久ちゃんまで標的にされた時も気にしないって感じでさ...

 あの時は本当にかっこよかったなぁ....」



 「中学の時もさ、私と久ちゃんが一緒に登下校しているのがバレて、お前ら付き合ってんだろって言われた時に、ああそうだよっていってくれて嬉しかったんだ.....」


 
 「あの事件の時も駆けつけてくれたし、惚れ直しちゃったなぁ...」





 「お願い......目を覚まして..
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