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デュエル・マスターズ〜龍を使役する少年の物語〜
第9話:ドラゴン対決!勝vsモルトっ!(前編)
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 龍牙のその言葉にアイラは疑問に思い、龍牙に問い掛けた。

「モルトのデッキは火文明単色の革命デッキなんだ」
「えっ!?それって…」
「そう、“除去カード”が少ない」

 龍牙のその言葉にアイラはまた驚いてしまった。理由は龍牙の言う通り火文明には除去カードが少ない。
 正確にはモルトのデッキは除去カードが少ないだけであり、それ自体には除去カードは多い。
 だが、

「にも関わらず、アイツは“あのデッキ”を選んだ≠だ」

 モルトはあえて除去カードが少ない火文明単色の革命デッキを選んだのだ。

「僕はこれでターンエンド…」
(……《コッコ・ルピア》か、何だか懐かしいな)

 話は少し戻り勝は《コッコ・ルピア》を出してターンを終え、モルトは山札からカードを1枚引きながら、勝が《コッコ・ルピア》を出したことに昔の自分を思い出していた。

「マナをチャージして、もう1体《ラブ・ドラッチ》を召喚!」

 マナを貯めつつ、モルトは2体目の《ラブ・ドラッチ》をバトルゾーンに召喚した。
 これで進化革命軍のコストは4少なくなった。

(来る!)

 それを見た勝はモルトはこのターン何か仕掛けてくるのだと感じ、体を見構えた。

「2体の《ラブ・ドラッチ》の効果で進化革命軍のコストを4下げて、1マナで《革命龍 アサルト》をさっき召喚した《ラブ・ドラッチ》の上に重ねて進化っ!」

 現れたのは二つのガトリング砲を背中につけた火の進化メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍《革命龍 アサルト》。

「《アサルト》の登場時効果発動!山札から火の革命軍の進化クリーチャーを1体、手札に加えれる!
 来い!《革命龍 ドラッケン》」

 モルトは山札から《革命龍 ドラッケン》を勝に見てながら手札に加えた。

「これでモルトは勝のシールドを一気に3枚ブレイクできるが…」

「逆に言えば、勝に逆転のチャンスを与えてしまう」

 上から龍牙、拓真の順に観客席からそれぞれこのターン、モルトがどう行動するか、考えていた。

(ここは下手にシールドを殴っても相手に逆転のチャンスを与えてしまう。それでも…)

「ここは一か八か《アサルト》でW・ブレイク!」
「うっ…!?」

 モルトは《アサルト》を勢いよくタップし、勝のシールドに攻撃した。
 攻撃された勝はシールドの中を確認するもトリガーはなかった。

「《ラブ・ドラッチ》でシールドをブレイク!」

 それを見たモルトは続けて《ラブ・ドラッチ》をタップし、勝のシールドを攻撃した。

「っ!S・トリガー!《ジャジャーン・カイザー》をバトルゾーンに!」

 攻撃された勝はシールドの中を確認すると、それがS・トリガークリーチャー《ジャジャーン・カイザー
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