歩兵用武器解説(日本編)その1
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2による狙撃に、
質量共に優れるイギリス歩兵が多大な被害を受け、陣地1個1個に対してミラン対戦車ミサイルを撃ち込んで始末したとの逸話も持つ。高い火力と汎用性からテロリストにも重用され、海賊などの武装集団が敵対勢力を建物の壁ごと貫通射撃して殲滅させたとの事例が多数報告されている。
この銃が使用する12.7mm実包は、5.56mm弾と比べれば10倍以上の強力な弾丸だ。100mくらいの至近距離で厚さ25mmnの鉄板を撃ち抜き、
500mでも18mmの鉄板を撃ち抜く威力がある。ジープなど車で運ぶならまだしも、
人力で運ぶとなると銃身を外して銃身を運ぶ係(銃身一本の重さ12.7kg)、機関部(27kg)を運ぶ係、三脚(20kg)を運ぶ係、弾薬ボックスを運ぶ係……と、
歩兵にとっては大仕事である。
「対人狙撃銃A」
種類:ボルトアクション方式狙撃銃
口径:7.62mm
製造メーカー:レミントン・アームズ
使用弾薬:7.62x51mm NATO弾
装弾数:20発(着脱式弾倉)
全長:1124mm
重量:7760g
有効射程:800〜1000m
対人狙撃銃Aは、アメリカのレミントン・アームズ社が開発したM24A2 SWSを、自衛隊や警察で採用した狙撃銃である。アメリカ陸軍をはじめ、
世界中の軍や警察で採用されている。M24は、スポーツ射撃用M700ライフルを基にHSプレシジョン製の銃床(外気温や湿度に影響されない)、
リューポルド社製の光学照準器を装備し、アルミ製だったトリガーガードをダコタ・アームズ社タイプのスチール製に交換するなどの変更が加えられている。
パラシュートでの投下に耐えられる輸送用のペリカン製大型ハードケースで支給され、銃単体ではなく、これら附属装備品を含めてM24 SWS(Sniper Wepon System)と呼ばれる。M24A2は基本型のM24の改良タイプで、10発装填のデタッチャブルボックスマガジンに変更、ストックもバットプレート近辺の全長とチークピースの全高を調節可能で、
マウントレールは従来のエジェクションポート上に置かれるレールを20mmピカティニー規格に変更しただけでなく、その前方に一箇所、左右に一箇所ずつ、合計三ヶ所のレールが増設された。後にバレルも、半ばまでを覆うOPS社のサプレッサーを備えたものに交換している。
M700ライフルはアメリカのレミントン社が開発した、狩猟用ボルトアクション式小銃の金字塔で、1962年に登場した本銃は生産コスト、
性能、耐久性のいずれも当時のライフルでは群を抜いており、今なお第一線で使われ続けている。
セミオートマチックライフルに比べて連射性こそ劣るが、
高い集弾性を持つ
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