第26話「おわり」
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ックが起きるとは思えん。
「...そういえば、外国の状況はどうなってるんだ?」
「大抵の国が日本より武装があるからな。犠牲者も多いが、壊滅的ではなさそうだ。」
一応、アメリカとかとは連絡が取れるらしい。
他にも発展している国は連絡が取れる程度には拮抗しているらしい。
...一体どこと連絡を取ったかは敢えて突っ込まないが...。
大統領とかそんな単語が聞こえたけど気のせいだ。うん。
「親父の予想では、パンデミックが収まったとして、被害はどれくらいになると思う?」
「...世界人口の約6割は消えるだろう。それに、経済的被害も甚大だ。」
「...やっぱりか。」
例えこのパンデミックを乗り越えたとしても、数十億を軽く超えるような被害が出てしまっては復興などにも時間がかかる。
それに、もしパンデミックがなかなか収まらなければ、核とかも使われるかもしれない。
「まぁ、今は後の事より目の前の事だな。」
「...そうだな。」
今を乗り越えなくては後の事を考える事すらできない。
由紀たちのためにも、このパンデミックを終わらせなければな。
「...さて、行くぞ。」
「全員、警戒!」
親父の言葉に、仲間の一人がそういう。
エレベーターを開ける訳だが、中に危険があるかもしれないからな。
〈シャアッ!〉
「遅い。」
中から緑の化け物が衰弱していながらも襲ってきたが、あっさり撃ち抜かれる。
中には血や散乱した死体などで、無残な有様だった。
「なかなかに広いが...ひどい臭いだ。」
「我慢しろ。...行くぞ。」
相当広いエレベーターに全員が乗り込み、地下へと向かう。
「...俺が先行する。どうやらあの化け物たちにも気づかれにくいみたいだしな。」
「危険だが...任せた。」
ライフルなどの準備をしっかり済ませておき、到着するのを待つ。
「じゃ、ちょっくら殲滅してくる!」
地下に着き、扉が開くと同時に俺は走り出す。
予想通り、地上よりも多い数の化け物どもが徘徊していた。
そいつらの中心に俺は走り込み、銃を撃ちまくる。
もちろん、誤射はしないようにエレベーターから互いに死角になるようにしている。
「っしゃぁっ!!どんどん来いやぁっ!!」
どんどん乱射して、次々に緑の化け物を仕留める。
黒い方は頭を撃ち抜かないとなかなか倒れないみたいで、しぶといが。
「(手榴弾が使いたいが...崩れそうだな。)」
ここは地下なので不用意に手榴弾を使うと生き埋めになりそうだ。
しょうがないのでライフルやハンドガンで応戦する
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