第26話「おわり」
[3/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
た。...確かに危険だしな。
ちなみに、母さんの場合はサークルの人たちと瑠璃に心配されていた。
「....そういや、面子を見た時お前以外全員女子だったが...。」
「...特に何もないぞ。親父。」
「はっはっは!まだ何も言ってないぞ?」
...この野郎、完全に面白がってやがる...!
「....さて、と。準備完了だ。」
「俺もだ。弾薬の貯蔵は十分か?」
「ああ。元々節約してたしな。」
銃OK。ナイフもOK。銃に適したそれぞれの弾薬も十分。
応急処置のための治療セットもあるし、念のためのワクチンもある。
他には...手榴弾とかもちゃんと持ってるな。
「ワクチンで奴らの体に近づいたからか、俺は奴らに気づかれにくい。隠密なら任せてくれ。」
「俺でも行けるんだがな...。」
「親父は切り札だ。...なんだよ、俺、これでもワクチンの効果で身体能力上がってるんだぞ?」
この親父、まさか身体能力の上がった俺でも傷一つ付けれなかった。
なんでドーピングした人間より強いんだよ...。
「隼、遼。準備できたかしら?」
「今行くところだ。母さん。」
荷物とアサルトライフルを背負い、ハンドガンとナイフは腰につけたホルダーに入れる。
弾薬は腰につけたポーチに入れ、取り出しやすくしておく。
手榴弾もすぐ使えるように来ている服の内側に取り付けておく。
「じゃあ、行くわよ。皆待ってるから。」
「おう。」
親父も俺と同じ...いや、俺よりも軽装だな。ナイフ重視ってところか。
母さんはナイフと護身用のハンドガンは持っているが、他は医療セット。
まぁ、誰かが怪我した時のための要員だ。
「(...行くか。....このパンデミックを終わらせに...!)」
決意を固め、俺たちはランダルコーポレーションへと向かった。
「...調査する前からもうわかったけどさ...。」
ランダルコーポレーションに辿り着き、俺は親父やその仲間たちと共に内部を調べる。
その途中で、俺はつい呟く。
〈シャァアアッ!〉
「っと!...どう考えても、これ黒だよな?」
現れた緑の化け物を撃ち殺し、そう言う。
...そう、ランダルコーポレーションに突入してから何度も遭遇するのだ。
「ところどころにいるゾンビに、緑の化け物。...稀に首の飛んだ死体があるって事は、あれか?あれなのか?」
「....なんらかのミスによる、ウイルスの流出...。」
「違法な事しておきながら不手際かよ!」
まさかのミスによるパンデミック発生に、頭を抱えたく
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ