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ぶそうぐらし!
第26話「おわり」
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た。...確かに危険だしな。
  ちなみに、母さんの場合はサークルの人たちと瑠璃に心配されていた。

「....そういや、面子を見た時お前以外全員女子だったが...。」

「...特に何もないぞ。親父。」

「はっはっは!まだ何も言ってないぞ?」

  ...この野郎、完全に面白がってやがる...!

「....さて、と。準備完了だ。」

「俺もだ。弾薬の貯蔵は十分か?」

「ああ。元々節約してたしな。」

  銃OK。ナイフもOK。銃に適したそれぞれの弾薬も十分。
  応急処置のための治療セットもあるし、念のためのワクチンもある。
  他には...手榴弾とかもちゃんと持ってるな。

「ワクチンで奴らの体に近づいたからか、俺は奴らに気づかれにくい。隠密なら任せてくれ。」

「俺でも行けるんだがな...。」

「親父は切り札だ。...なんだよ、俺、これでもワクチンの効果で身体能力上がってるんだぞ?」

  この親父、まさか身体能力の上がった俺でも傷一つ付けれなかった。
  なんでドーピングした人間より強いんだよ...。

「隼、遼。準備できたかしら?」

「今行くところだ。母さん。」

  荷物とアサルトライフルを背負い、ハンドガンとナイフは腰につけたホルダーに入れる。
  弾薬は腰につけたポーチに入れ、取り出しやすくしておく。
  手榴弾もすぐ使えるように来ている服の内側に取り付けておく。

「じゃあ、行くわよ。皆待ってるから。」

「おう。」

  親父も俺と同じ...いや、俺よりも軽装だな。ナイフ重視ってところか。
  母さんはナイフと護身用のハンドガンは持っているが、他は医療セット。
  まぁ、誰かが怪我した時のための要員だ。

「(...行くか。....このパンデミックを終わらせに...!)」

  決意を固め、俺たちはランダルコーポレーションへと向かった。











「...調査する前からもうわかったけどさ...。」

  ランダルコーポレーションに辿り着き、俺は親父やその仲間たちと共に内部を調べる。
  その途中で、俺はつい呟く。

〈シャァアアッ!〉

「っと!...どう考えても、これ黒だよな?」

  現れた緑の化け物を撃ち殺し、そう言う。
  ...そう、ランダルコーポレーションに突入してから何度も遭遇するのだ。

「ところどころにいるゾンビに、緑の化け物。...稀に首の飛んだ死体があるって事は、あれか?あれなのか?」

「....なんらかのミスによる、ウイルスの流出...。」

「違法な事しておきながら不手際かよ!」

  まさかのミスによるパンデミック発生に、頭を抱えたく
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