暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic7-Bホテル・アグスタ〜Team Scitalis〜
[10/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
入って、魔力弾をガジェットの1機へとハリセンで撃ち返してヒットさせた。
「はぁはぁはぁ・・・! 〜〜〜っ、こんの馬鹿野郎が! 何をやってんだティアナ! 無茶をやった挙句に味方を誤射する奴があるか!」
誤射したことにショックを受けて馬鹿みてぇに呆けてるティアナを怒鳴りつける。スバルが「あの、今のコンビネーションの内で・・・」なんてふざけたことを言ってきやがる。あたしは背後に立つスバルのジャケット引っ掴んで・・・
「馬鹿なこと言ってんじゃねぇぞ、おい! アリシアが居なかったら直撃してたんだぞお前!」
さらに怒鳴りつける。それでもこの馬鹿は「あ、いえ! あたしが悪いんです!」なんてティアナを庇うようなことを言う。ここで何を言ってもスバルはティアナを庇うっていう悪循環になるって瞬時に察した。
「もういい、黙ってろ! こっからはあたしだけでやるから、テメェら2人は引っ込んでろ!」
だから早々に見切りを付けてスバルとティアナを引っ込ませる。今のティアナはただの足手まといだ。スバルも釣られて本来の力も発揮できねぇだろうしな。何よりあたしが許さねぇ。こんな奴らを今、戦場に立たせることなんて。
†††Sideヴィータ⇒アリシア†††
危なかった。ティアナがヴィータの戻りを待たずに4連ロードなんてするもんだから、絶対に何かやらかすって思ってた。予想通りティアナはミスショットをやっちゃって、スバルに誤射未遂。側に居て良かった。ギリギリだったけどクロスファイアを“ハリセンスマッシュ”で撃ち返すことが出来た。
「あ、ティア・・・」
ヴィータに、引っ込んでろ、って言われたことでティアナがホテルの裏手に走り去って行っちゃった。スバルも「待って、ティア!」ティアナを追って行っちゃった。ヴィータはティアナを一瞥した後、さらに追加されてきたガジェットの迎撃に向かった。
「・・・はあ。シャマル。わたしもティアナのフォローに向かうけど。あ、すぐに戻ってくるから」
『了解。こっちはヴィータちゃんが居るから大丈夫よ』
シャマルから許可を貰って、わたしもホテルの裏手へと向かう。その途中、「向こう行ってなさいよ!」ティアナの怒声と、スバルの「ゴメンね、ティア・・・」今にも泣きそうな声での謝罪の言葉が聞こえた。そして、「スバル・・・!」がこっちに向かって走ってきた。
「っ! アリ・・・シアさん・・・!」
もう見てるのも辛いほどにボロボロ涙を零してた。わたしは「わたしがちょっと話してみるよ」そう言ってスバルの頭を撫でた。
「っ、うっ、はい、お、おね・・・お願い、します・・・!」
「んっ。お姉さんに任せなさい♪」
スバルと別れて、今度はわたし1人でホテルの裏手へと向かう。わたしの言葉ならきっとティアナも聴
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ