暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic7-Bホテル・アグスタ〜Team Scitalis〜
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発動して、両手に氷の槍を2本作り上げた。名前はおんなじだがデザインは違って、穂先がハート型をしてやがる。
「せいっ!」
――フラッターハフト・シュパッツ――
左手に持ってた1本は、また魔力弾を十何発と放ってきた召喚士の居る森へと投擲して、もう1本でアギトに直接攻撃を仕掛けた。シャルギエルは魔力弾を全弾凍結させて無力化したうえで森に着弾、派手に冷気爆発を起こさせた。そんでアギトは「融合騎がこんなに強いなんてアリ!?」必死に回避の一手だ。
『行って!』
『応!』
この場はアイリに任せてあたしはホテル・アグスタへ急ぐ。背後から「あ、行くな!」アギトから呼び止められるが、今はそれどころじゃねぇ。
『こちらスターズ2! シャマル、ホテルの方にヤバい奴が向かってるかもしんねぇ!』
『ヤバい奴? 何かあったの!?』
向かう途中にホテルで管制指揮を執ってるシャマルに通信を入れて事情を伝える。アギトと召喚士に足止めを食らったことを。そして、アギトが一緒に行動してた“エグリゴリ”が向かってるかもしんねぇことを。
『エグリゴリ!? ちょっ、嘘でしょ! アギトちゃんが居ることに驚きたいし喜びたいのに、そんな思いを丸ごと吹き飛ばすような絶望的な報せなんて聴きたくなかった!』
『うっせぇッ! フォワード達にエグリゴリの手配書を見せて、見つかったら逃げろって言っとけ!』
あたし達じゃどう足掻いても勝てない、つうか戦いにすらならない相手だ。新人たちが遭遇して、もし知らずに交戦したらと思うと冷や汗が止まらねぇ。だが、杞憂だったのか『エグリゴリの姿はやっぱり確認できないわ!』シャマルから通信が入った。
『とりあえず警戒は続けるけど、現れるのはガジェットだけよ』
『こちらはやて。ヴィータ、シャマルから事情は聴いた。そやからルシルく――セインテスト調査官に指示を仰いだら、自分と一緒に居ない限りは襲われない、って話や。見かけたら放っておくのが最優の手段ってことやから、もし接敵したら見逃して。自分の命を最優先や』
『・・・了解』
一緒に居ない限り、か。そうだよな、だからバンへルドん時、あたし達は殺されちまったんだよな。そんなこんなであたしもホテルに着いて、ガジェットの殲滅に参加しようとしたんだけど・・・
「っ!? あんの馬鹿・・・!」
ティアナがミスショットをしやがった。クロスファイアを撃ちまくった挙句、うち1発がウイングロード上を走るスバルの背後へと向かって行きやがる。
(くそっ、間に合わねぇーーーーッ!)
――ソニックムーブ――
「ハリセ〜〜〜ンスマァァ〜〜〜ッシュ!」
あともうちょいでスバルに着弾するってところで、ハリセンを構えたアリシアがスバルと魔力弾の間に割って
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