暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic7-Bホテル・アグスタ〜Team Scitalis〜
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一瞬にして昏倒させられた警備員たちを背に、モニターに映るリヴィアはメガーヌ達にピースサインを向けて、誇らしげなドヤ顔を見せた。リヴィアは駐車場と屋内を隔てるシャッターの元へ行き、転移スキルを使ってシャッターを通り抜けた。そしてインゼクトの案内で、出展品の収められている倉庫へ向かって歩き出した。

「っ! こっちに誰か来る・・・!」

そんな時、メガーヌ達の姿を確認しようとリインフォースU――リインが彼女たちの元へ向かって来ていた。別段姿を見せても構わないスタンスのプライソン一派(プライソン本人は正体を隠しているが)だが、無暗矢鱈に姿を見せないという考えを持つメガーヌは、「可哀想だけど、撃ち落としましょうか」魔力スフィア1発を生成した。

「大丈夫。インゼクトにお願いして追い払ってもらうから」

「そう? じゃあお願いね」

リインへの迎撃策としてインゼクト8匹が新たに空へと放たれ、そしてリインを撤退させることに成功した。だが、ここで新たな問題が発生した。合流を果たしたシグナムとザフィーラによってガジェット群が掃討されてしまったのだ。それにアイリとユニゾンしているヴィータもまた、ガジェットの掃討を終えてホテルへと向かい始めた。

「・・・。ルーテシア、ここで待っていて。ママ、少し遊んでくるから」

「ダメ。ガリューにお願いするから、ママはここで待ってて」

「・・・は〜い」

自分の意見をバッサリと娘に断られてしょんぼりするメガーヌだったが、その半面自分の体を案じてくれることに嬉しくも思っていた。そしてルーテシアは右手を宙に差し出し「ガリュー。ちょっとお仕事、お願いして良い?」はめている“アスクレピオス”にそう語りかけた。するとクリスタルが僅かに発光した。

「ありがとう。時間を稼ぐだけで良いから」

もう一度発光するとクリスタルから紫紺色の閃光が飛び出し、シグナムとザフィーラの元へと飛んで行った。次に「あたしも行くよ」メガーヌの被っている帽子の上で横になっていたアギトがそう言った。あとはヴィータとアイリの足止め役だが、それをアギトが買って出たのだ。

「「え・・・?」」

メガーヌとルーテシアが驚きを見せた。アギトが進んで戦場に立つことが珍しいからだ。当然「大変だよ? 時間稼ぎは特に」ルーテシアと、「今度こそ私が行くから大丈夫よ」メガーヌが引き止める。

「ルールーはインゼクトの操作で手一杯だし、メガーヌも長時間戦えないし。こん中で一番強いリヴィーは宝探しに行ってるし」

しかしアギトも引かず、そう言って肩を竦めた。彼女の言い分には納得せざるを得ないメガーヌ達は「そうだけど・・・」強気に出られない。

「確かに私の魔法戦は時間制限があるけど、それでも足手まといにはならないわ」


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