暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ
第五章:冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神
AwakeningV:修行開始/翔一の修行相手
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一本の剣?」

ゼノヴィアは先生の言葉に首を傾げる。
まあ、昨日先生に渡した『あの剣』か…
まったくあれを取り出して俺以外乃存在が使えるようにするのは
少々骨が折れたがな…さてゼノヴィアはあの剣を使いこなせるかな…

「ああ、ちょいと特別な剣だ翔一に協力してもらったからな」

「翔一が…一体?」

先生はにやけていたが、直ぐにそれを止めてギャスパーに視線を向ける。

「次にギャスパー」

「は、はいぃぃぃぃぃぃ!」

怖がり過ぎだろギャスパー……
ちょっと心配になってきたな

「そうビビるな。お前の最大の壁は恐怖心だ。その心身を一から鍛えなきゃならん。
元々、スペックは相当なものだからな。
お前には専用の引きこもり脱出計画を組んだから、まずは真っ当な心構えを身につけてこい」

それは引きこもりのギャスパーにとっては相当苦しいものになりそうだな。

「当たって砕けろでやってみますぅぅぅぅ!」

いや、当たって砕けちゃ駄目だろギャスパー。だがその精神はいいと思う

「同じくアーシア」

「は、はい!」

次はアーシアか。
アーシアも随分と気合いが入ってるな。

「お前も基本トレーニングで身体と魔力の向上。そしてメインは神器の強化だ。だが、この場合アーシアの生来のものが不安だ」

「アーシアの…… 何が不安なんですか?」

これはイッセーだ。
アーシアにある生来の不安要素……おそらくアーシア乃象徴的なものだからな

「やさしさってやつだ。アーシアは敵のケガですら治したいと心中で思ってしまうだろう。
それは神器の機能、敵味方の判別の妨げになってしまうんだ」

皮肉すぎるが仕方ない。まあもともと神器は所有者の精神や心に影響されやすい
ものだからなアーシアの性格のせいで神器本来の力が得られない…… 仕方ないな

「だからもう一つの可能性を見出だす。回復のオーラを飛ばす力だ」

「そ、それは離れた人に私の回復の力を送るということですか?」

「ああ、直接飛ばす感じだな」

「そ、そりゃすげえ!アーシア大活躍できるぜ!」

確かに回復砲台か…これは戦術の幅が広がるな

「あとはアーシアの体力勝負だ。トレーニング、きちんとこなしておけよ?」

「は、はい! がんばります!」

アーシアはこの修行でえらいことになりそうだな。

「次は小猫」

「…… はい」

まあ順番的にそうだな…
相当な気合いを入れてるみたいだか、ここ最近調子が悪そうだった筈だ。
一体何を考えているのか、俺には分からんが、朱乃さんと似たような
ものを感じるな…

「お前は申し分ないほど、オフェンス、ディフェンス、
戦車としての素養を持っている。だが、リアスの
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