インフィニット・ストラトス 黒龍伝説
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レと共に歩んでくれるか?」
「ええ。ですが、今度はずっと一緒です。貴方を一人にしないで済む力を私にもください」
「いいのか?」
「構いません。こうして死すらも私たちを割くことはできなかったのですから」
「分かった。だが、段階的にだ。まずは転生悪魔にしよう。それから、『無限』の力を」
「ええ、それで構いません」
そう答えると、見慣れた駒が現れる。悪魔の駒、それの変異の女王。それを受け取り、体に入れる。なるほど、こんな風に変化するのですか。元士郎とパスがつながることで、魔力もかなりのものです。すぐにでも全盛期の強さを取り戻せるでしょう。
「それにしてもIS、どうするんですか?今はラファールを借りていると聞いていますが」
「それだが、二次移行に見せかけて取り込んだ。今は抜け殻を学園に回収されたが、どうなるか分からない」
「う〜ん、確か明確な後ろ盾ってありませんでしたよね」
「こっちからお断りしてるからな。おかげで今も家族を守るために分体が暗闘中だ。学園に来てからも2回ほど襲われた」
「私の実家が後ろ盾になりましょう。そうした方が色々と楽になりますでしょうし、元士郎ならデメリットも粉砕できるでしょう」
「仰せのままに。助かるよ」
「ええ。話すべきことは、ああ、今の私はソーナではありませんから」
「ああ、名前を聞いていなかったな。オレは変わってない。匙元士郎。■■■■■の方はご先祖さんに居たわ」
「そうですか。私は更式簪です。あと、二人きりの時以外は今までのキャラを作りますので笑わないように」
「了解」
「それじゃあ、今のところ、話すことはこれぐらいですね」
「……なんで服を脱ぎ始める?」
「いや、ですか?」
「……正直に言って、止まれる自信がない。壊しても治せるからいいだろうとか本能が囁いているんだが」
「構いません。むしろ、壊してでも愛してください」
「分かった。止まらないぞ!!」
そのまま朝日が昇るまで元士郎は止まらなかった。体はボロボロだったけど、まあ、昔はよくあったことなので慣れたものだ。完全に疲れ切った体も元士郎にお風呂に入れてもらいながら治療魔法とフェニックスの涙を原材料に使用した栄養ドリンクで完全回復です。
とりあえず、面倒ごとをどんどんと回収していきましょうか。午前中の授業を終えた後に元士郎と生徒会室前で合流する。生徒会室に入るとお姉ちゃんと空さんが揃ってお茶を飲んでいた。
「どうしたの簪ちゃん。噂の黒騎士と一緒で」
お姉ちゃんがお茶を口に含んだタイミングで
「お姉ちゃん、私、元士郎と結婚する」
お姉ちゃんが吹き出したお茶を元士郎が私を横抱きにして回避させてくれる。
「ゲホッ、ゴ
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