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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:6 歌姫の怒り
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矢を持った金色の竜、スピアクロス・ドラゴンが姿を現す
それと同時に効果でバグデマグス、ハウエル、ブロンドエイゼルがリアガードに現れる
「黄金竜スピアクロス・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」
スピアクロスの放った矢がガーネットに降り注ぐ
これにより6点目のダメージが置かれハジメの勝利となった
「あーあ、負けちゃったか」
「残念だったな」
そんなメグミにナオキが声をかける
「あ、先生、あれ?」
メグミはふと店内を見渡すとその異変に気付いた
「あの………先生、本城どうしたか知りませんか?あいつまだ試合残ってたはずなんですけど」
「帰ったよ」
「え!?帰ったって試合は………」
「お前たちより先に、負けたよ、あいつ」
近くの公園のベンチに座り込んで俯くタイガ
今日のファイトで自分はまだまだ弱いことを思い知らされてしまった
更にメグミとのファイトに惨敗したことを引き摺り次の試合では自分らしいファイトが出来ず惨敗
「くそっ」
悔しさから何度も頭を抱え声を上げるタイガ
「お兄さん大丈夫?」
「うわっ!」
そんな時急に現れたミツキが彼の顔を覗き込んだ
驚いたタイガはその場で声を上げベンチから転げ落ちてしまう
「残念だったね」
「あ、ああ、悪いな、せっかく誘ってくれたのに」
タイガにショップ大会に出るよう勧めたのはミツキだった
だがふたを開けてみればずいぶん無様なファイトをしてしまった
「元気ないね、そんなに負けたのショックだった?」
自分よりずいぶん年下のミツキに図星を突かれぐうの音も出ないタイガ
「うーん………そうだ!ねえ、これから私に付き合ってくれないかな?」
「?」
ミツキの言葉に戸惑うタイガ
タイガが帰ったと知ってレジでメグミは店番しながらその身を案じていた
焚きつけるつもりがかえって落ち込ませてしまったことをメグミは後悔していたが
「おいおい、店番がそんな調子でいいのか?」
「石田先生………」
そんな彼女にナオキが声をかけた
「私………そんなつもりなかったのに………本城にひどいことしちゃった」
「俺もさ、昔ひっでぇ負け方して、強くなったつもりでいたのに、すっげえ落ち込んで」
レジに寄りかかりながらかつての経験を語るナオキ
「でもさ、何とか立ち直って、そのあと、本当に強くなれたって実感できたんだ、それも全部、仲間がいたから」
そう言ってメグミの肩に手を置くナオキ
「もし本城が立ち直ったら、そん時は頼むぜ」
タイガはミツキと電車に乗っていた
「どこへ行くんだよ」
地下鉄の車内で窓の外を見ながら隣の楽しそうなミツキに声をかけるタイガ
「もーすぐ、次の駅で降りるから」
やってきたのはタイガたちの住む町から地下鉄で3駅ほどの下町
その町をしばらく歩くタイガとミツ
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