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第一部 PHANTOM BLAZE
CHAPTER#END
戦慄の暗殺者FINAL 〜LAST IMPRESSION〜
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共に、
無数の白金の燐光と紅蓮の火の粉が混ざり合って寄り添うように
立ち昇っていた。
 (さなが) ら、断罪者の御霊を弔う葬送曲でも在るかのように。
 その立ち昇る燐光と火の粉に向けシャナの視線の先、
空条 承太郎は。
 その指先を逆水平に構え、瓦礫の水面で斃れているフリアグネを差す。
 連られるわけではなく、ソレがまるで当たり前の事のように、
シャナも同じように指先を逆水平に構え同じようにソコを差す。
 その両者の指先の先端が、空間延長線で重なる。
 そしてほぼ同時に、二人の口を付いて出る言葉。
「裁くのは……」
「裁くのはッ!」
 折り重なって響き渡る、壮烈なる二つの声。
「オレのスタンドだ……ッ!」
「私の能 力(スタンド)よ!」
 破壊の乱風と封絶の放つ気流に揺れる、
承太郎の学生服とシャナのセーラー服。
「…………」
 直接触れあったわけでもないのに、
以前、手を合わせた時等較べモノにもならない程の高揚感が
シャナの全身を貫いて甘い痺れが神経へ直に接触しているかのような、
強烈な体感を(もたら) す。
 否。
 確かに、触れた、繋がった。
 手と手が、ではなく、(からだ)(からだ) が、ではなく、精神、が。
 或いは 『魂』 が。
 互いがたった今全力で以て撃ち放った
『流法』 と “流式” を楔として、時間も空間も超えて、
二人の存在が確かに繋がったのだ。
「……」
「……」
 そのまま、互いに、無言で押し黙る二人。
 様々な感情が波濤のように()し寄せ、時は、止まる。
 その両者が、たった今創り出した、
殲滅討滅双方の原動力と成った究極の能力。
 互いの最大の流法と流式とを、正反対の方向から激突させて
凄まじいまでの累乗波及効果を引き熾こし爆 裂(ヴァースト)
その二つの存在の狭間に途轍もない超絶的破壊空間を生じさせる極絶技。
『スタンド使い』 と “フレイムヘイズ”
 両存在の完全融合(ワザ)
流法式祁(フォース)
 星炎招来。星天真紅の神撃。
 流星灼眼の流法式祁(フォース)
スターダスト()タンデム()ブレイズ()
流法及び流式者名−空条 承太郎&空条 シャナ
破壊力−AAA スピード−AAA 射程距離−AAA
持続力−AAA 精密動作性−AAA 成長性−AAA


 尚、この 『究 極 の 流 法(アルティミット・モード)』 は、
司令塔である空条 承太郎の神懸かり的な状況分析能力、
空間把握能力が絶対条件であり、ゼロコンマ1秒タイミングがズレただけでも、
ただの 「連撃技」 に堕する事を此処に銘記しておく。
「……………ッッ!!」
 墜落の衝撃によって大きな
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