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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十二話 ファーストアラート 2
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突如発生したガジェットによる山岳リニアレールジャック。
初任務にして難関の事件にアスカ達は挑むが……
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
outside
ヴァイス・グランセニック陸曹が操縦するヘリに乗り込んだフォワードメンバー。
「スバル、ティアナ。新デバイスでぶっつけ本番になっちゃったけど、練習通りで大丈夫だからね」
スターズメンバーを前にして、なのはが落ち着けるように言う。
「はい」「大丈夫です!」
ティアナ、スバルは良い意味で緊張している。やる気が満ち溢れていた。
「エリオ、キャロも、それにフリードもしっかりですよ!」
リインも、エリオとキャロに声をかける。
「「は、はい!」」
緊張気味に答えるエリオとキャロ。
(マズイな……エリオはまだいいとして、キャロが緊張し過ぎてる)
身体を固くしているキャロを見て、どうしたものかと考えるアスカ。
「ん?」
その時、アスカは自分の名前が呼ばれていない事に気づいた。
「それと、アスカ君は今回はお留守番。ヘリで待機の事」
バンッ!!
大きくコケるアスカ。顔面床ダイブで突っ伏せる。
だが、すぐにバッと起き上がり、なのはに詰め寄った。
「な、何でですか!……オレの場合、デバイスの大幅変更してから訓練をしてないからですね?」
「うん、正解」
キッチリ自分で答えを出したアスカにそうだと答えるなのは。
アスカはガクッと肩を落とす。
「辛いだろうけど、今回はみんなに任せてね?」
言い聞かせるように、なのはが言う。
ティアナやスバルのように、それまで使用していたデバイスのバージョンアップ版なら出撃させたのだが、アスカの場合はストレージデバイスからアームドデバイスへの変更である。
何の訓練も行わないうちに出撃させる事はできない。
それがなのはの考えである。
「……まあ、しょうがない!と言う訳で、エリオ、キャロ、頼んだぞ!」
どこかおどけたように、グリグリと二人の頭を撫でるアスカ。
『無理してるね。きっと心配でしょうがないんだろうね』
その様子を見て、スバルが念話でティアナに話しかける。
『そうね。アタシ達がなるべく二人のフォローをすれば、アスカも安心するでしょう』
ティアナもアスカの様子を伺う。
ただの出撃ではない。機動六課に来てから初めての出撃なのだ。
悔しいに違いない。
だがアスカはそんな感じを微塵も見せずに、エリオとキャロに頑張れよと声をかけている。
(強いわね。アタシなら、不機嫌丸出しになっちゃいそうよ)
いつもと変わらないア
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