第6章
体育館裏のホーリー
第112話 大決戦です!
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渇望を自覚するだけだった。終いには、おっぱいと会話すると言う妄想にまで取り憑かれる始末。
だが、その結果、俺はよりエロへの心理に近付いた!
そして、編み出されたのがこのおっぱいと話せる俺の新たなる必殺技!
「これぞ新必殺技!名付けて、乳語翻訳!」
これを聞いて、相手の『兵士』二人が戦慄していた。
どんなに策を弄しようと、君達のおっぱいが全て教えてくれる。
しかも、そこに仲間の連携が加われば、こうも圧倒的になれる。
洋服破壊と合わせて、女性限定なら俺は無敵になれるぜ!
「……えい!」
「「きゃっ!?」」
戦慄して隙だらけの『兵士』二名を小猫ちゃんが撃破し、俺の事を半眼で見る。
「……凄いけど……やっぱり、最低です」
あう! 小猫ちゃんの容赦無い痛烈な一言!
『……これって……私達の胸の内も筒抜けって事……なのかな……?』
なんか、弱々しい声が聞こえ、そちらの方を見ると千春さんがいた。
えっ! 今のって、千春さんのおっぱいの声!? 確かに、俺に弱味を見せる時には弱々しい雰囲気になるけど、それでも、全然キャラが違う様な……?
「どったの、イッセー? 私のおっぱいがなんか言ってた?」
思わず千春さんのおっぱいを凝視していた俺に千春さんが首を傾げながら訊いてくる。
その瞬間、相手の『騎士』二人がこちらを見て隙ができてしまった千春さんに手に持つ剣で襲い掛かろうとしていた!
「はい、二名様いらっしゃいませ♪」
だが、千春さんが不敵に笑いながらそう言った瞬間、『騎士』二人の足下から大量の水が出てきて、『騎士』二人を包み込んでしまう!
「水牢。あんまり藻掻かない方が良いぞ。すぐ酸素不足になって苦しくなるから」
そう言われても、『騎士』二人は必死に水の牢屋から抜け出そうと藻掻いていた。
「まさかの『兵士』の全滅で焦ってるところに、隙だらけの敵。良い餌だったろ?」
千春さんは相手をああやって封じ込める為にわざと隙を見せたって事か。
先生が言ってたな。俺達みたいなパワータイプはテクニックタイプに注意するべきだって。自慢のパワーも搦め手で封じ込められたり、カウンターで返されたりするかもしれないからだ。
千春さんは間違い無く、搦め手で相手を封じ込めるタイプの使い手だ。敵じゃなくて良かった。
「……『兵士』が……全滅だと……!?」
「『騎士』までもが……!?」
残る戦車の二人は自分達以外の眷属が戦闘不能になった事で俺達から
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