第6章
体育館裏のホーリー
第112話 大決戦です!
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神殿に入ると、ローブ姿の人影が十五名いた。
ディオドラの眷属か?
『来てくれると思ったよ。リアス・グレモリーとその眷属。なにやら余計なオマケもいる様だけど、まあ良い』
「ディオドラ!」
神殿中にディオドラの声が響くが、ディオドラの姿は見受けられない。
『さあ、ゲームの開始だ』
「……ゲームですって?」
「……あいにくレーティングゲームは中止となったわ。……貴方のお陰でね」
『だからその代わりさ。戦わなければアーシアは僕の物になってしまうぞ?』
アーシアを人質にしやがって! この野郎!
「良いわ。貴方の戯れ事に付き合ってあげる。私の眷属がどれほどのものか、刻み込んであげるわ」
『フフフ。じゃあ、ルール説明をするよ?』
ディオドラがそう言うと、ディオドラの眷属達の後ろにある二つの扉が同時に開き、ディオドラの眷属達は転移して消えた。扉の先にはまた階段が続いており、その先にはまた神殿があった。
『試合は二試合同時に行おう。右は『戦車』二名と『騎士』二名と『兵士』八名。左は『女王』と『僧侶』二名を出すよ。そちらの振り分けはご自由に。そこの眷属じゃない二人も是非参加しなよ。こっちも眷属じゃない特別ゲストがいるからね。彼女達の次の相手になるよ。その次は『王』である僕直々が相手をしてあげるよ』
特別ゲスト?
まあ、誰が来ようとぶっとばすだけだ!
「イッセー、小猫、ゼノヴィア、ギャスパー、千秋、千春さんは右の神殿へ」
「十二対六ですか!?」
部長の振り分けにギャスパーが驚愕の声を上げる。
まあ、気持ちは分かるけどな。相手の数はこちらの倍だからな。
「イッセー君一人で駒八個分だから、パワーバランス的には、こちらが有利なはずだ」
木場がギャスパーを安心させる様に言う。
『じゃあ、始めようか』
その後、俺、小猫ちゃん、ゼノヴィア、ギャスパー、千秋、千春さんは右の神殿へ、部長、朱乃さん、木場は左の神殿へと向かう。
神殿に着くと、さきほど転移して消えたディオドラの眷属が十二人いた。
『ちなみに『兵士』全員『女王』にプロモーション済みだから。念の為にね』
なっ! 最初から『女王』にプロモーションしてるのかよ!?
『最初から公平な勝負なんて期待していないわ』
部長の言う通りか。これは野郎が用意したゲームだからな。
『『戦車』二名と『騎士』二名はゼノヴィアと千春さんに任せるわ』
「了解した!」
「オッケー!」
指示を受けた二人は『戦車』と思しき二名と『騎士
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