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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第15話 決戦!クラス対抗戦 X
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天照大御神【そうじゃ、我らが神の力を振るえる証。
その資格を持つにはまず自らの魂を生贄にしなければならないがな】

なっ??では、今のあいつは__!

天照大御神【心臓の無い状態じゃ、故に我がしもべは刃に刺されようが毒を盛られようが死なん。
目的を果たすまでは死なん、そして長生きするのだ。人間の許容範囲を遥かに上回る年月もな】

千冬「じゃ、じゃあ……あいつが力をくれた奴を越えん限りは死ぬことなど許されんというのは__」

天照大御神【本当の話じゃ】

千冬「なっ…なっ……」

馬鹿な……あいつはあれ程の輩に越えるために…だと?


天照大御神【ほう。
ソナタら、既に彼の者に会ったのか?
ならば話が早い】

千冬「何、あの男を知っているの…ですか?」

天照大御神【ええっ、あの男とは何度も刃を交えたけれど、あそこまで強い奴は始めてだ。
流石は大禍津日神が認めた剣士ね】

成る程な、あれ程の力の持ち主なら納得出来るな……
彼女の話を聞いた私の脳裏に浮かんだのは、この間会ったあの男の持つ炎を操る力だった。
確かにあいつなら破壊神が気に入るのも伺えるが、それでもな……

天照大御神【とはいえ、あなた達ではとても理解し難いでしょうね、彼がしもべに私の力を与えたなんてね。
けれど、彼は何れこの世界の全てを破壊しようとするわ。何せ彼は破壊神と契りを交わした者なのだからね】

千冬「何?では奴があいつに力をやったのは__!」

天照大御神【自らに世界を破壊されるのを防いでもらうためだ。
けれど、彼にはその他にも理由があるのだけどね】

千冬「他にも?それは一体……?」

天照大御神【彼は今日になっても、己と対等に渡り合える剣士と合間見えていないし巡り会ってもいない。
即ち彼が我がしもべに力を与えたのは己と対等に渡り合える器に成長し、何れ越えるのを待ち侘びてるからさ。己の牢獄から解放されるためにね】

千冬「己の…牢獄……?それは何なんだ?
奴に何が__?」

天照大御神【残念だけどこれ以上の質問には答えられないわ。
第一あなたはイイのか?自分の仕事請負人のことは?】

千冬「はっ!」

そうだった!あいつのISの事もそうだが、あいつ自身の方がずっと大事だったのをすっかり忘れてた??


千冬「山田先生!悪いが後始末は頼む!
私は白夜の様子を見に行くから何かあれば後ほど伝えてくれ??」

真耶「えっ??……あっ、はい……」

天照大御神【では我もここで失礼させてもらうわ】

残念だが……そうは行かんぞ!

千冬「残念だがもう暫し付き合ってもらおう」

天照大御神【あら?さっきまで謙っていたのに随分とデカイ態度ね。
それが神である私に対する接し
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