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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第15話 決戦!クラス対抗戦 X
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休め、良いな?】

ああっ……そうさせて…もらうよ……お休み…“アマテラス”……

≪バタッ≫

そう呟いた俺の意識はブラックアウトした。

_______________


鈴音SIDE



鈴音「ちょっと白夜!」

驚きだった。
白夜があのISを変な力で倒したのもそうだけど、それ以上に白夜のISが元の姿に戻ってしかも倒れたから驚くのはこの上ない。

鈴音「一体何があったってのよ??」

天照大御神【心配には及ばん、我がしもべはただ眠ってるだけだ】

鈴音「うわっ??」

頭ん中整理出来てない中現れたのはさっきも登場した神様だった。

天照大御神【我がしもべがあの力を使うのはこれが初めてだったのだ。
だからその力に慣れずに倒れたのだ。何せあの力は消耗が激しいからな】

ヘェ〜、そうだったの。なら納得だわ〜……でもあまり知らない方が良さそうかも……

天照大御神【うむ、その方が身の為じゃぞ異国の住人よ。
その力にちょっとでも踏み込もうものなら例えおぬしでも容赦はせぬからな】

は…はい……肝に命じておきます……
てか神様だからって心読むのは勘弁してほしいわ……

天照大御神【そんな事を考えてる場合か?
早く我がしもべを運ばなくても良いのか?】

はっ!そうだった!それをスッカリ忘れてたわ??

ーーーーーーーーーーーーーーー

≪パシューッ……スッ≫

うつ伏せで倒れてる白夜に近付いて、そいつ(白夜)を担ぐように抱え上げる。
こいつは気を失っているけどまだ専用機を纏ってる状態だから抱え上げるのは困難だけど、あたしら代表候補生はそんなので苦戦したりしないから別に問題なんてない。


千冬『おい凰!一夏は…いや白夜はどうした??状況を説明しろ??』

鈴音「白夜は気を失って倒れただけですが、念の為安静にさせる必要があります!」

千冬『解った、では白夜は医務室に送ろう!外に救護班を待機させてあるから連中に白夜を引き渡せ??
だがもしそいつらが不審な事を仕出かそうとした場合は即刻制圧しこれを拘束しろ!
何せ白夜は世界から非公式で指名手配されているんだ!どこかの輩の手に渡せば取り返しがつかんぞ??』

鈴音「はいっ!」

千冬さんから問われたあたしは白夜の力については言わないでこいつ(白夜)の状況だけ説明して本人を休ませる事を伝えて千冬さんは承諾。早速あたしは遮断シールドが解除されたアリーナから出て外にいた救護の人達に白夜を渡し、そして何かやらかさんようにあたしは監視役としてそいつら(救護班と気を失った白夜)に付いて行った。

_______________


千冬SIDE



千冬「やれやれ」

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