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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第13話 決戦!クラス対抗戦 V
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すか??聞こえたら返事してください!」

千冬『騒ぐな白夜、言われなくとも聞こえてるし状況も既に把握してる』

白夜「ならば直ちに応援をお願いします!凰はすっかり消耗してますから俺一人で倒すには流石に限度があります!急ぎ増援をお願いします??
それと、アリーナ全体の生徒達を全員避難させてください!下手をすれば生徒達にも被害が及びます??」

千冬『なぁに、避難なら既に始めてるから大して問題は無い。
だが増援は暫く無理だ。何より遮断シールドが強制ロックされてるから解除するのに時間が掛かる。シールドを解除出来るまではお前が時間を稼げ』

俺でもやれるだろうが持久戦に持ち込まれようものなら幾ら強力な相棒でも長くは保たない。
増援と同時にアリーナ全体の生徒達の避難を通信を通じて織斑先生に進言するも、避難は良くても増援はシールドを解除するまでは望めないとの事で、それまでは俺がどうにかしろとの事だった。

白夜「……、仕方ありませんね……解りました、全力を尽くします」

不満はあったが雇い主からの命令である以上は従わざるを得ない。だがそれはまだしも……

白夜「って、凰はどうしますか?本人は俺との戦いで消耗してるのですよ?」

肝心の問題はそこだ……

千冬『本来ならすぐに退避しろと言いたいとこだが、さっき言った通りシールドを解除しない限りはどうしようもならん。
悪いが凰を守りながら戦え、出来るか?』

案の定それかよ……まあ状況が状況だから仕方ないか……

白夜「努力します……」

千冬『では健闘を祈る』

ーーーー

こうなったらもう後には退けない……

白夜「やも得ん……こうなりゃ気が済むまで暴れてやるか!」

丁度最近鬱憤が溜まってたからどこかで晴らしたいと思ってたから良いだ。この際鬱憤晴れるまで好きにやらせてもらうとすっか!

鈴音「待ちなさい白夜!あたしも手伝うわ??」

何でオメェが出て来んだよ?やるだけ邪魔だ!

白夜「消耗したお前じゃ足手まといだ、解ったら引っ込んでろ。でなきゃ__」

鈴音「そんなの関係無いわよ!第一あんたに散々コケにされて最後にのけ者扱いなんて、あたしのプライドがそれを許さないのよ!あんたが何言おうと手伝わせてもらうわよ??」

チッ!面倒臭えな……ああもう勝手にしろ??

白夜「しょうがねぇな!ならお前は衝撃砲で後方から援護射撃して隙を作れ!それに乗じて俺が叩きのめす??
それなら文句は無いだろ??」

不本意だが手伝わせることにするけど、消耗してる以上はどこまでやれるか知ったモンじゃないから条件に援護攻撃に限定する。それなら少しだけでも活躍の機会を作れるから凰にもメリットはある。

鈴音「そんなの嫌よ!あたしも近接武器持って
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