暁 〜小説投稿サイト〜
暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第13話 決戦!クラス対抗戦 V
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「そんな闇雲な攻撃じゃ俺は一生捉えられんよ、例え何度も生まれ変わろうとな。
ほんじゃ、ガキの遊びにはもう飽きたし、とっとと決めさせてもらうぞ」

鈴音「くっ、クソッ!
もう手段は選ばないわ!どんな手使ってでも勝たせてもらうわ??」

フン……“手段は選ばん”か……だが今のテメェじゃそんなの最早“負け犬の遠吠え”と同じだ。
気の毒だがここで__!

≪ズドオォォォン!≫

『??』

すっかり消耗した凰にトドメを刺そうと思った矢先、観客席のシールドが破壊されたか思えばアリーナ中央に何かが落ちて、大きな音と同時にそこは土煙りに覆われた。
たく……一体誰だ、折角勝負決めてやろうとした矢先に横槍入れた馬鹿は?

ーーーーーーーーーー

≪ォォォ……≫

「……」

土煙りが晴れたそこに居たのは、バカデカイ腕の付いた黒のIS。しかも顔は頭部を全て覆い隠す形状のマスクで覆い隠されてて確認出来ない。

白夜「あれは……見るからに第2世代寄りだが、カタログに載ってないタイプだな……ならあれは……」

見た目だけで第2世代辺りだと予測したは良いけど、目の前にあいつは前に織斑先生からもらったカタログなんかには一切載ってなかった。
オマケに……

【全身装甲】

白夜「おいおい、幾らなんでもそんなISなんざ見たことも聞いたこともねぇぞ……」

画面に表示された文を見て呆れる。ISには普通、“全身装甲(フル・スキン)”のタイプなんて存在したりはしない。
もし有るとするなら軍用機だけど、それでも全身装甲のISを使用してる軍は存在しない。
じゃああいつ一体どこの__


鈴音「ちょっと白夜!」≪バキッ!≫

白夜「痛っ、何すんだテメェは!ぶっ殺されたいのか??」

鈴音「んな事言ってる場合じゃないわよ!前見なさいよ前??」

白夜「何?」

いきなり凰にブタれて文句を言いながらも前を向くと……

【所属不明のISと確認。ロックされています】
【高エネルギー反応有り、高出力ビーム】

≪キュイーーンッ!≫

画面にそんな表示があって、しかもそのISはレーザーキャノンらしき砲口をこっちに向けてエネルギーを溜めていた。
げっ、ヤバッ!

≪バシューーッ!≫

白夜「チッ!」

≪スッ……ドオォオオーーッ!≫

声を発する間も無く撃って来て舌打ちしながらもシールドを構えてレーザーを躱した。
別にこいつ(宵闇)の出力でならPIC全開にして躱す事も出来ただろうけど、そうなれば観客席の生徒達に危害が及ぶと判断してわざわざシールドで躱したんだ。
まあこのくらい教師陣にも出来る芝居だろうがそんなのはどうだって良い。

ーーーー

≪カチッ≫

白夜「織斑先生聞こえま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ