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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
クラス対抗戦
第13話 決戦!クラス対抗戦 V
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白夜SIDE



白夜「どうした、そのへっぴり腰は?さっきまでの調子は何処へやらだな」

鈴音「チッ!」

あれから数分が経過したが、凰の奴はずっと押されっぱなし。ここまで全力は出してないが結局こんな感じだ。
代表候補生にしちゃ無様なモンだな、これが現実ってヤツさ……悪く思うなよ……

これは補足にしかならないが、今回はW闇夜Wは使ってない。セシリア戦で使ったのはあくまでデモンストレーションの為であったから試しに使っただけに過ぎない。しかも燃費の関係であまり使いたくないのが主な理由。
けどそれ抜きにしてもこいつ(宵闇)は強いから、別に使う必要は無い。


白夜「そんなんじゃそろそろ決めちまった方が良さそうだな。
覚悟は出来てるか小娘?」

鈴音「くっ、よくもあたしをここまでコケにしてくれたわね!もう手加減しないわよ??」

フッ……生憎だが、それは今の内さ……
凰の覚悟は解ったが、それでも相手のプライドをへし折るのが俺の流儀。
だから……

白夜「もういっちょ本気になってやるかな」

鈴音「えっ??」

そう言って俺はシールドに装備されてる隠し刃《大禍時》を展開した。

鈴音「何なのよそのシールドは??いきなり刃が出て来るなんて??
てかそのシールドまさか__!」

白夜「察する通りさ。
英国のティアーズ型と同じビット機能を有してるのさ。まあこいつは相手の死角に忍び込むようにもなってるから、ちょっとでも気ぃ抜こうモンならこいつが鮫のようにテメェの死角に襲い掛かるぜ」

鈴音「そんな??」

さあさあ、せいぜい抗って見せろよ。代表候補生……

_______________


箒SIDE



箒「全く、なんて奴なんだあいつ(白夜)は」

アイツ、篠ノ之流から遥かにかけ離れた戦術を使ってるがなんて強さだ。
篠ノ之流を捨てたのは気に食わんが……私を幼馴染み扱いせんのはもっと気に食わん!

セシリア「まさか、あの機体にあんな装備があったなんて……あの様子ですとわたくしの場合、完全に手加減されてましたわね。ショックですわ……」

マドカ「あの時の戦い方から見るとこ、セシリアとの場合はテストって感じの戦い方だったからな。
今回はそれより本気って感じだがまだ手加減してるな」

何、あれでも手加減か??
まあ……この前のアイツがあれほどなら仕方ないがな……

私の言うアイツとは、この前突然と現れた一夏…いや白夜に力をやった人間の事だ。悔しいがアイツの強さは只者じゃないのは確かだ。もとより神の力であるのなら尚更だ。なら一体どうすればいいのだ?
千冬さんですら圧倒するのなら私が専用機を手にしても所詮敵わんだろうな……
ならば白夜のように…いや駄目だ、
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