着任〜艦隊合同作戦
友人提督、見ゆ
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「対抗演習ですか?司令官」
「ああ、そうだ吹雪うちの艦隊も戦艦とか空母が増えて戦力も安定してきたからな。」
対抗演習は他の鎮守府又は同じ鎮守府の提督達と自分の指揮する艦隊同士を疑似的に戦闘させて実戦に近い訓練させることができ、資材の減りが少なく私達の錬度も上昇する事が出来るのでまさに一石二鳥ということだ。
「司令官、演習をする艦隊はどうしますか?」
「ああ、その事だが既に演習を行う奴とは連絡が取れていて、OKとの事だ。ちなみにそいつは俺の友人で中佐だ。」
「司令官はまだ着任して数ヶ月しか経ってないんですよ
大丈夫何ですか?」
「ああ、自分よりレベルの高い奴と演習した方がお前らも経験が増えるし、俺の指揮の改善点が分かるだろうしな。じゃあ今から第1艦隊に招集をかけてあいつの待っている演習場に行くとしよう。」
どんな艦隊と演習ができるかの期待と不安が同時に来ながら私は司令室のマイクから第1艦隊の招集をした。
そして私達第1艦隊と共に演習場に移動した。
「待たせたな、本井中佐。」
「大丈夫だ。宮本少佐」
司令官が中佐と再開の握手をしていたので私達も中佐に挨拶をした。
「初めまして、本井中佐。私達は宮本司令官の率いる第1艦隊です。これからの演習を宜しくお願い致します。」
「まあまあ、そんなにかしこまらなくても大丈夫だよ
僕の事は本井だけで十分さ。」
中佐とは言うもののこの人はかなりフレンドリーだなと思った。司令官曰く「こいつはいつもフレンドリーだよ。問題は別の所にあるんだ」と言っていた。こんないい人なのに、何処が問題なのかが良く分からなかった。
「そう言えば宮本、お前らの艦隊を見せてもらったけど俺の艦隊まだ教えてなかったから。今紹介するよ。
皆出てきて宮本提督にご挨拶を。」
「初めまして、宮本提督。私達は本井提督の指揮する第1艦隊です。今回の演習を良くできる様にお互い頑張りましょう?」
「ああ、宜しく頼むよ。所で本井」
「何だ宮本、うちの艦隊がどうかしたか?」
「お前も最近始めたのに何で飛龍とか雪風とか艦隊にいんの?運良くねぇか。」
そう司令官が言うと本井さんが自慢気に
「まあ、これも一応俺の実力だからな運も実力の内って昔から言うだろ?」
司令官の言っていた本井さんの問題点が今になって分かったこの人誉められるとどっかのドイツ艦みたいに凄く嬉しそうに自慢するんだ。いい人だと思ったが何か好感度が下がった感じがしたし幸運とか言っちゃうから
「吹雪ちゃんこの演習絶対S勝利するわよ。」
こんな感じに瑞鶴さんのスイッチ入っちゃってるし
「まあ、話ててもあれだしとりあえず演習しますか」
「運がない俺に幸運自慢したから吹雪達、絶対あいつの艦隊にダメージを負わせてやってこい。大丈夫どんなに攻撃しても轟沈しないからな。好きなだけや
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