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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:5 ショップ大会
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いた
「もぉ、そんな怖い顔して、そんなにファイトしたきゃ私が相手してあげるから」
そう言って自身の茶色いファイカを見せるミツキ
「お前は出ねえのかよショップ大会、優勝すればグレ3に届くだろ?」
「そうなんだけど、午前中別の場所で撮影あるんだよねぇ、時間的に間に合いそうにないかなぁ、一応終わったら見に行くけど」
そう言ってハジメの方に向きなおるミツキ
ショップ大会当日
タイガが店に入ると既にたくさんの参加希望者が集まっていた
「本城じゃねえか」
近くに座っていたナオキがタイガの姿を見つけ声をかけた
彼がいたことに驚くタイガ
「なるほど、お前を変えたのもこいつか」
そう言って自身のデッキを取り出すナオキに目を見開くタイガ
「じゃあ、先生も今日の大会」
「いや、俺は見学だ、カムイたちとは昔からの知り合いでな、ここにはこうしてちょくちょく顔出してんだ」
そう言ってレジで参加希望者たちと手続きをしているカムイたちを見るナオキ
「へぇ………」
「よっ、来たわね」
いきなり背後から背中をたたかれ驚くタイガ
「葛木か、手伝わなくていいのかよ」
「今日は私も参加するのよ」
そう言ってデッキをちらつかせるメグミ
確かに今日は店のエプロンをしていない
「っていっても、お前には一度勝ってるし手の内もわかってるからな、今日の大会は俺がもらうよ」
「えっ?」
タイガの言葉にその場で目を見開くメグミ
気にせずタイガは受付のためその場を後にした
「あいつ………」
大会の開始時間となりカムイがファイトスペースに参加者を集めた
「それじゃあこれからショップ大会を始めるぞ、方式は25分一本勝負のダブルエリミネーション」
ダブルエリミネーションは公式大会でよく用いられるルール
勝率が同じもの同士でランダムに組み合わせを決定し2敗したものからリタイアしていく
一度負けたら即終了のトーナメントと違い一人当たりのファイト出来る回数がその分おおくなる
対戦相手と同じテーブルに立ちファイカをセットするタイガ
同様にハジメとメグミも準備する
「「「スタンドアップ!ヴァンガード!」」」
「ありがとうございました」
ファイトを終え片づけを始めるタイガ
今のところ順調に勝ち進んでいる
「次の相手は………」
「全勝しているのは私たちを含めて4人、後2試合ってところね」
そう言ってタイガのそばにやってくるメグミ
その表情は心なしか険しく見える
「次の試合はっと」
参加者の勝率を記録したスコアシートを一度整理して2枚取り出すカムイ
「お?」
そこにはメグミとタイガの名前が書かれていた
「次の試合、こっちのテーブルで本城タイガと葛木メグミ、こっちで綺場ハジメと………」
カムイの呼ぶ声にタイガも立ち上がる
「間に合っ
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