暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはA's 〜日常と、崩壊の故郷〜
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元気だったぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!


そうクラスのみんなが叫んだ。
おかしい、これが昨夜面倒くさいと言った男なのか?


そしてなのはも目を丸くする。
よく見ればすずかもアリサもテンションが高い。
このクラスってこんなクラスだったっけ?と自分のクラスメイトに関して考え始めたなのは。

「俺の席は・・・そこだぁ〜〜〜〜!!!!(ズビシィッ!!)」

蒔風が前回も自分の席だったところを指さし、飛びこんでいった。

パカァン!!!

だがその後頭部にチョークが砕け、蒔風が机の間に倒れる。

「そこはフェイトさんの席です。あなたはその隣」

「・・・・はい」

「ではホームルームを始めます」


そう言って学校が始まった。

そして休み時間になるや否や、フェイトのところに皆が集まって、質問攻めにし始める。

「まえはどんなとこ住んでたの?」
「他の学校ってどんなとこ?」
「好きな食べ物って何?」
「ツインテールびろ〜ん(バキィ!!)」
「好きなテレビ番組って?」
「今どこに住んでるの?」

そんな質問攻めに、フェイトはおどおどとしてしまい答えられない。

それを眺めるなのはたち四人。
うち一人は頬に拳の跡がついている。

「俺さんの時にはあんなに来なかったやん!!なんなん!?この差なんなん!?」

「フェイトちゃん人気だね〜」

「でも大変そう」

「変なことされなけりゃいいけどね」

「それしたのはあんたでしょ!!」

そういってアリサからもはたかれる蒔風。
腕を組んで、首だけがカクッ、と倒れ、そしてまたクイッ、と起き上がった。

「それにしても・・・・凄いなぁ・・・」

「もう・・・仕方ないわね!!」

「キターーーーー!!アリサ・バニングスさんの仕切り屋発動やでーーー!!!(ボカァ!!)すみません静かにします」

「よろしい。ほらみんな!!転校生が困ってるじゃない!!順番順番!!」


そういって質問者をさばいていくアリサ。

「すげえ・・・」

「にゃはは・・・アリサちゃんは仕切らせたら凄いから」

「うんうん」



そうしてあっという間に放課後になる。

五人は途中でリンディと合流し、電気量販店に向かった。
フェイトの携帯電話を買うためである

「そういえばフェイト持ってなかったんだっけ」

「うん」

「でもこれがあればいつでもお話しできるよ!」

「それはどうかな」


蒔風が顔を暗くして話し始めた。

「俺も携帯を持った時はそう思ったさ。だけどそれが恐ろしいことに気付いたんだ・・・・」

「な、何があったの?」

フェイトが恐る恐る聞く。

「それは・・
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