2.逃亡
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色。若葉は碧色。彼女は赤。
その目に念はなく、ただ見据えるだけ。
どうしても話しかけづらい。
若葉「先客がいたのか......しかも女子..........」
蒼「頭が回る奴なんだろうな。」
女子のほとんどは恐らく恐怖ガラガラァで
エレベーターでつまって殺されるのが落ちだと
思ってたけど。スゴい奴もいるもんだ。
?「..........。」
やはり彼女は無表情。
ヴヴヴィィィィィィィィィンン
蒼「奴がきたな。」
若葉「いい加減終わらないかね。」
俺と若葉はどこに隠れるか迷っていると、
?「こっち。」
彼女は保健室のシーツをどけて地下ルートを
出した。彼女の力では開かないようだが
若葉「マンホールか。」
?「入ったら隠してよ。」
若葉があける。そして降りる。
彼女が降りていく。
俺は隠すことを忘れずに扉を閉める。
その後3秒とたたずに奴は保健室に入ってきた。
その地下は下水道のようで、少し明るかった。
ゴミ処理とかでなくてよかったと思う。
蒼「とりあえず大丈夫だな。」
若葉「よかったぜ。」
?「ふぅ。」
3人全員安堵の表情を浮かべる。
しかし万が一を考え少し入ったところから
離れることにする。
とりあえず経緯を。
蒼「俺はA枠として体育館にいたぜ。」
若葉「僕はB枠。エレベーターの死体に
潰されたよ。全く」
?「.........C枠。エレベーターに乗り込んで
一階まで逃げた。その後は保健室。」
それぞれに奴は割り振られていたようで
間違いない。
自己紹介。
蒼「俺は五十嵐 蒼。そんなに頭はよくないさ。」
若葉「僕は若葉 リョウ。力では頼りにならないから
そこんとこ宜しく。」
?「私......は黒瀬 霊葉。色々迷惑......になるかも,」
霊葉も若葉も俺もコンプレックスがある。
それは当然なのでみんな気にしてない。
俺は腕時計をみる94:30
時間がたつのが長く感じる。
仕方なく目的を持とう。
ここから会話シーン
蒼「行く宛はあるのか?」
若葉「いや、ない。」
霊葉「家庭科室............」
若葉「なんで家庭科室?」
霊葉「いや........その......」
蒼「好きに言って良いよ。」
霊葉「武器があるから。」
若葉「包丁か?それだけじゃ勝てない気もする」
蒼「さすがにちょっときついかもな。」
霊葉「........ごめん。」
蒼「気にしなくて良いさ。」
若葉「............武器か。」
蒼「不可欠になるかもな。」
若葉「あれ?霊葉........」
霊葉「スゥ......スゥ..
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