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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-E古代遺失物管理部・機動六課〜Intermission〜
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。
「ルシルさんが六課に居ると知ってすぐ、謝るなら早い方が良いって言っておいたんですが・・・。あ、まさか今日までずっとルシルさんと話していない、とかはないですよね・・・!?」
「おはようございますやお疲れ様です、みたいな短い挨拶はこれまで何度か交わしてるようですけど、スバルはルシル君をどこか避けてるですね」
「・・・」
「次にスバルと会ったら、私から言っておきます。八神二佐。プライソンの件も私に預からせていただけませんか?」
「そうやね。ギンガからならスバルも落ち着いて聞いてくれるやろうし。ギンガに任せするわ」
「ありがとうございます」
スバルはスバルでいろいろあるんでしょうけど、あたしとしちゃルシルの心労を出来るだけ軽くしてほしいとも思うわね。プライソンが事件に関わってくるとなると、絶対に“エグリゴリ”のレーゼフェア、それにフィヨルツェンが出てくるはずだから。
「まぁとにかくだ。会議室を1つ空けとくから、そこで詳しい会議をしてくれや」
「はいっ。ありがとうございます、ナカジマ三佐。アリサちゃん、ギンガ。よろしくな!」
「ええ!」「はい!」
というわけで、あたしとギンガが所属してる108陸士隊も、“レリック”捜査に加わることになった。
†††Sideアリサ⇒イリス†††
「――そういうわけだから、機動六課のフォワードの皆さんは第97管理外世界・地球に行っているから、帰還するまでの間の“レリック”捜査はあなた達、
朱朝顔騎士隊
(
ロート・ヴィンデ
)
に掛かっているわ。だからそのつもりでよろしくね♪」
「・・・・はい?」
朝起きて、今日も“レリック”捜査を頑張ろうって時にカリムに呼び出され、そして聞かされたのはわたし放置の刑の内容。地球は日本・海鳴市に、“レリック”とは違うロストロギアがあるってことで、カリムははやて達に回収要請を出して、それに応じたはやて達は海鳴市に出張任務・・・という名目の里帰り・・・とかさ。
「なんて日だっ!!」
「っ!?」
なんにも聞かされてないよ、そんな話。その心情を露わした言葉をわたしが叫んだら、カリムがビクッとなった。わたしはカリムの執務室に膝から崩れ落ちた。機動六課には入れないわ、出張任務の話を聞かされてないわ置いてけぼりだわ、もう心が折れた。
「イリス!? イリス、どうしたの!?」
「ねぇ、カリム。わたしって要らない子? 要らない子だよね・・・?」
「え、ええ? 急にどうしたの? イリスは別に要らない子じゃないわ」
「イジイジ・・・」
もういじけてやる。床の絨毯にのの字を書きまくってると、カリムが「どうしましょう。セインテスト調査官に相談してみようかしら」なんて聞き捨てならない名前を口にしたからわ
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