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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-E古代遺失物管理部・機動六課〜Intermission〜
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けどね。部下が別の誰かを尊敬してるのって。ま、誰とも知れない奴じゃないことだけは助かるけど。
「フェイトさんと一緒に捜査・・・。それはすっごく頑張らないといけませんね!」
「ギンガ。気張り過ぎて空回りなんかして、バニングスや執務官殿に迷惑かけねぇようにな」
「解ってます!」
そう返事したギンガに「ギンガ、ギンガ」リインが声を掛けた。リインからギンガへ何を言うのかしら?なんて考えてると、「捜査協力に当たって、ギンガにデバイスを1機プレゼントします♪」とのことだった。
「え、デバイスを・・・ですか?」
「はいですっ。スバル用に造ったローラーブーツ型のインテリジェントデバイス・マッハキャリバーの同型機、その名もブリッツキャリバー! もちろんギンガ用にチューニングするですから、何も問題ないですよ♪」
「あの、えっと、それはとても嬉しいことなんですけど、頂いちゃっても良いでしょうか・・・?」
嬉しい半面困惑してるギンガ。インテリジェントデバイスってかなり高価な物なのよね。あたしやすずか、なのはだってタダ同然で手に入れたからその価値は全然知らなかったけど、
管理世界
(
こっち
)
に来てからインテリジェントデバイスがどれだけ高価なのかを認識して目を見張ったもの。
「貰っとけ、貰っとけ。くれるって言うんだから、そういう場合は遠慮せずに貰っとくもんだ」
「ナカジマ三佐の言う通りやよ、ギンガ。それを断ったらやる気を持て余してる
六課
(
うち
)
のメカニックが悲しむわ」
三佐に続いてはやてからもそう言われたことで「はい。ありがたく頂戴します!」ギンガは素直になった。のほほんとした空気の中、「八神」三佐の厳かな声が響いた。
「あ、はい、なんでしょうか・・・」
「ずっと考えてたんだけどよ。どうしてわざわざ俺のところに捜査協力をしに来た? 他の機動隊や本局の捜査部にはしねぇのか?」
「いえ、もちろんそのどちらにも密輸ルートの捜査協力をしてもらってます。それに聖王教会の騎士団とも協力してます。ただ、地上のことはやはり地上部隊の方が地の利もありますし、よく知ってますから」
はやての目を真っ直ぐ見て、その返答をじっくり聞いてた三佐は「ふむ」また考え込む仕草を取った。あたしとリインとギンガは顔を見合わせる。三佐は何を考えて、今の質問をしたのかしら。
「理由はそれだけか?」
三佐からの質問に、今度ははやてが長考する。あぁ、やっぱり何かしらあったのね。だからあたしは「この前、レリックを回収したでしょ。その時に何かあった?」って訊いてみた。
「そうなのか?」
「・・・。はい。数日前、機動六課はレリックを運搬していたリニアレールを襲撃しているガジェットドローンと交戦、コレを撃破。レリックも無事に回
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