第87話
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うで。」
「………こう見えても俺達はフリーではなく、”ある依頼人”と長期契約を結んでいる身なのでな。」
「”ある依頼人”………”Ms.L”か。全く……あの執事達と言い、”Ms.L”は一体何を考えているのだ?」
「クスクス、それは”Ms.Lのみぞが知る”、よ♪」
「ハア………冗談抜きで色々な意味で”Ms.L”は何を考えているのか知りたいわね………」
ゼノとレオニダスの答えを聞いて溜息を吐いたダドリーに視線を向けられて悪びれもなく笑顔で答えたレンの答えを聞いたロイド達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中ルフィナは溜息を吐いてジト目でレンを見つめ
(なっ!?またあの娘、あたし達に隠れて猟兵を雇っていたの〜!?しかも長期契約って、一体どんな内容の契約を結んだのよ!?)
(クスクス、後でおねえちゃんから詳しい事情を教えてもらえるといいのだけどね?)
(ハハ……それが難しいんだよね………)
ダドリーの言葉を聞いてレンが猟兵である二人を雇っている事に気づいたエステルはジト目でレンを睨み、からかいの表情で呟いたユウナの小声の言葉を聞いたヨシュアは苦笑していた。
「……ふふっ………」
「確かに死ぬほど忙しくなりそうだが……」
「でも………何だかすべてが良い方向に行きそうね。」
「……ああ……」
「うんっ!」
「ウォン!」
「クク……―――ロイド、エリィ、ティオ、ランディ、レン。詳しい報告はゆっくりと聞かせてもらうとして……とりあえず―――ケリは付けてきたか?」
和やかな雰囲気のロイド達を見たセルゲイは口元に笑みを浮かべて尋ね
「あ………」
セルゲイの言葉を聞いたロイドはエリィ達を見回し
「はい………!」
5人同時に返事をした!
「クク……上出来だ。これでどうやら………お前達を一人前として認めてやる事が出来そうだ。………ガイのやつも喜んでるだろう。」
「課長………………」
「フフ…………」
「……………………………」
そしてセルゲイの言葉にロイドが驚き、ルフィナとアリオスが静かな笑みを浮かべたその時
「はいは〜い!ちょっとどいてどいて〜!」
なんとグレイスがカメラマンと一緒にセルゲイ達の背後から現れた。
「グレイスさん!?」
「こ、こんな所まで……」
「こんな美味しいネタを見逃すわけにはいきますかって!何はともあれ、まずは一枚パシャリと行かせてもらうわよ〜!ほら、全員入った入った。」
自分の登場に驚いているロイドとエリィを気にせず、グレイスはロイド達の集合写真を撮る為にロイド達を促した。
「やれやれ……」
グレイスの言葉にセルゲイは溜息を吐き
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