第6話
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へんしな。」
「はは、わかりました。……それじゃあ俺達はこのあたりで失礼します。そうだ。セリカさん達はどうするんですか?ケビン神父とお知り合いなら積もる話があるかもしれないでしょうし……」
ケビンの言葉に頷いたロイドはセリカ達に視線を向け
「俺達の方は特に用はないが…………」
視線を向けられたセリカはケビンに視線を向け
「あ〜、もし時間があったらちょっとだけオレと付き合ってもらってもいいですか?せっかくセリカさん達と出会えたんですから、ちょっと頼みたい事がありまして…………」
「……わかった。そういう事だから俺達は後でクロスベルに戻る。」
申し訳なさそうな表情をした後真剣な表情になったケビンの言葉に頷いた後ロイド達に言い
「わかりました。セリカさん、レシェンテさん、リタちゃん。お疲れ様でした。」
「お疲れ様でした!」
「ああ!そちらこそお疲れさん!」
セリカの言葉に頷いたロイドはノエルと共にケビン達に見送られ、駅の中に入って行った。
「いや〜、それにしてもセリカさん達を見てビックリしましたわ〜。にしても何でこの世界にいるんですか?」
ロイド達が去った後ケビンは苦笑しながらセリカ達を見つめ
「……”D∴G教団”事件の時にエステルに人手が足りないからと手伝いを頼まれてな…………事件が解決した後も彼女から少しの間だけでいいからクロスベルの遊撃士達を手伝って欲しいと頼まれたからこうして今ここにいるんだ……」
「全く、セリカはエステルに甘すぎじゃ!確かにサティアの件があるから、お前がエステルに対して甘くなるのは仕方ないが限度というものがあるじゃろ!」
(クク、我としてはあの嬢ちゃんと付き合っている限り退屈はしないからいいだの。)
「クスクス…………」
ケビンに見つめられたセリカは静かな笑みを浮かべて答え、セリカの話を聞いていたレシェンテは呆れ、ハイシェラは不敵な笑みを浮かべ、リタは微笑んでいた。
「ハ、ハハ…………エステルちゃんの出鱈目さと顔の広さは相変わらずですな〜。セリカさん達を呼ぶとか反則技としか言いようがないですやん。………まあ、そのお蔭でオレの方も今後の事を考えれば少しは安心できますねんけどな。」
セリカの話を聞いたケビンは苦笑した後、真剣な表情になって呟き
「今後の事だと?」
ケビンの言葉を聞いたセリカは眉を顰め
「そういえば……リースさんは一緒じゃないんですか?」
ある事が気になっていたリタはケビンに尋ね
「ああ、リースか?あいつやったら――――」
尋ねられたケビンが答えかけたその時
「―――ケビン。」
女性の声が聞こえ、声が聞こえた方向に振り向くと七耀教会のシスターがケビン達に近
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