暁 〜小説投稿サイト〜
μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第四章 再開
第30話 戻って来た日常
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年生前の記憶が一切ないんだ。

どうして失ったのかすらもわからない

そんなに記憶が無くても日常生活に影響な無かった。

だが、ここに来てからやたら頭を締め付けるような痛みに襲われたり、知らない夢を見たり......記憶が戻りそうなんじゃないかと思っている




できれば戻したい

俺はどんな人間だったのか、どんな人生を送っていたのか知りたかった






















キーンコーンカーンコーン













「ふぁ〜.....眠い.....」







授業が終わると同時に先生が手を叩いて注目を集める




「それでは来週行われる生徒会選挙について各自誰を推薦するか考えておいて」




あ、そういえばそんな話前にしてたな

今の生徒会....絵里や希がいなくなったら誰が生徒会を担うんだろうな




俺には到底関係ないことだけど.....そういうのに優れた人がやってくれるだろう




人任せな考えをしてから俺は教科書とか適当にカバンにぶっ込み、

部室に向かおうかと立ち上がる




「........」




「くぅ......Zzzz......」




授業が終わっても尚穂乃果はヨダレの海に溺れながら爆睡していた




つーかよくそんなに寝れるよな.....

そのまま放置するのもアレなので起こすことにした




しかし....普通に起こすのもつまらない

なにかいい案は.....




「大地」




「うん?」




「穂乃果のことお願いします。私とことりは先に行きますので」




「あ、あぁ....わかった」




そう言い残し海未とことりはさっさと行ってしまった




可哀想に穂乃果.....幼馴染みに見捨てられた彼女を見て哀れみの感情を表す







そうだ......




俺は穂乃果の耳元に近づき、そして.....




「....ふぅ〜......」










息を吹きかけた



















「ふわぁぁぁんっ??」




めちゃ艶めかしい声を出して穂乃果は目を覚ました

その声を聞いてちょっぴり興奮したのは秘密だ







「......へ?あれ?大くん......」




「おはよう穂乃果、お前寝すぎな」


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