第4話
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話す。
「しかし、このままなら賊に全てを奪われるだけじゃがな」
「それは……そうですが」
賊に奪われるか、義勇軍に奪われるか。
既に男性の中で暢介と久遠の2人は賊と同じ様と判断されている様だ。
「責任はわしが取る。住民達に説明し、男は武器を取り義勇軍の者達と共に戦おう……といっても、この老いぼれは戦場には立てぬようだが」
老人の決意に周囲の人々は頷く。
先ほどまで異論を唱えていた男性もまた、頷く。
そして皆が事情を説明する為に去った後、老人は女性の方を見る。
「あなたはどうするのですかな?」
その言葉に女性は静かに言った。
「私も戦います」
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