第27話 二つの存在(前編)
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「やりましたね穂乃果!嬉しいです」
「穂乃果ちゃん....海未ちゃん.....大地くん!」
「やったぜ〜〜っ!!」
3人をギュッと抱きしめて喜びを分かち合う
彼女たちがスクールアイドルを初めて早数ヶ月。
遂に当初の目標を達成することができた
「ちょっと大地....人前で破廉恥ですよ///」
「とか言いつつ拒否してねぇじゃんか」
「大くん〜♪穂乃果のこと褒めて〜♪」
「私も私も〜♪」
穂乃果とことりは俺に頬擦りをしてくる
やばい鼻血もんだぞこれ!可愛すぎる!
「しょうがねぇ!今日は特別だ!パーってパーティでもするか!」
「「「賛成(です)〜〜!!」」」
海未の言う通り人前でいちゃいちゃしていたため周りの生徒から好奇な会話が聞こえる
でも、そんなことを気にする事無く喜びまくった!
だって嬉しいんだ
この喜びを分かち合うって.....最高じゃないか
ピンポンパンポーン
そんな中、呼び出しの放送が聞こえる
『2年の笹倉大地さん、至急理事長室にお越しください。繰り返します。2年の----』
「あ?俺?」
なぜ呼ばれたのか疑問に思った
なにか悪いことしたっけ?
廃校阻止......理事長....あ....そうか
そういえばすっかり忘れていたよ
「大地、行かないのですか?」
「行くよ、さっくり終わらせてくる。だから放課後、みんなで盛り上がろうぜ」
俺はグッと親指を立てて理事長室に向けて歩き出す
「あ!花陽ちゃん、凛ちゃん真姫ちゃん!」
後方から穂乃果の1年生組を呼ぶ声が聞こえる
コンコン
「どうぞ」
「失礼します」
予想通り、理事長は真剣な顔つきで来客用のソファに座っていた
ここに呼ばれた理由もわかる
だからこそ、ここだけじめを付けるべきだと思った
「こちらに腰掛けてくださ
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